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「チャールズ国王とカミラ夫人の再婚には反対していた」ヘンリー王子、“回顧録”出版で緩めぬ英王室への批判
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.01.06 19:46 最終更新日:2023.01.06 19:59
英王室を離脱後、王室を批判してきたヘンリー王子とメーガン妃。
2022年12月に、Netflixで公開されたドキュメンタリー『ハリー&メーガン』での、王室についての発言が物議を醸したが、ヘンリー王子は1月10日に回顧録『SPARE』の出版を控えている。
「『ガーディアン』紙、『ニューヨークポスト』紙をはじめ、同書の一部がメディアによって入手され、非常に話題になっています。
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ヘンリー王子の“ナチス制服事件”や、兄であるウィリアム皇太子からの暴行疑惑、10年にわたって軍隊として活動していたときのことなどが綴られている、と報じています」(セレブライター)
報じられた回顧録の内容で注目されているのが、ヘンリー王子がチャールズ国王の再婚に反対していたことだ。チャールズ国王は、ヘンリー王子らの母親であり、前妻であるダイアナ元妃と離婚後、カミラ王妃と再婚している。
「環境問題に関心を持ち、積極的に活動するチャールズ国王の姿勢には、英国内から賞賛の声があがっていますが、かつての “不倫騒動” のイメージを強く持つ人は少なくありません。
ダイアナ元妃が交通事故で亡くなったときから、英王室への信頼はガタ落ちしたのです」(前出・セレブライター)
少し振り返ってみよう。1981年、チャールズ皇太子(当時・以下同)は、ダイアナ妃と結婚。2人の間にはウィリアム王子、ヘンリー王子が生まれた。しかし、ヘンリー王子が生まれてすぐ、現地メディアは夫婦関係の危機について取り上げるようになる。
「1992年には、2人の別居が発表されました。そして衝撃的だったのが、1995年、BBCによるダイアナ妃へのインタビューでした。ダイアナ妃は、チャールズ皇太子とカミラ夫人が不倫関係にあることを『知っていました』と告白。『結婚生活に3人は多すぎる』と、ショックを受けたことを明かしたのです」(前出・セレブライター)
1996年に離婚したチャールズ皇太子とダイアナ妃。一説には、エリザベス女王が離婚をすすめたともいわれている。その翌年、ダイアナ元妃は交通事故で亡くなり、結果、チャールズ皇太子はカミラ夫人と2005年に再婚する――。
「『ザ・サン』紙によると、『SPARE』には、ヘンリー王子とウィリアム王子が、その再婚に反対していたことが書かれているようです。
母であるダイアナ元妃を思ってのことだろう、という見方が強いですが、英王室の“内幕”ともいえるお家騒動を暴露したも同然。英王室への批判の手を緩めていないことがわかります」(前出・セレブライター)
亡きエリザベス女王は、天からこの状況をどう見ているのだろうかーー。
( SmartFLASH )