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中条きよし参院議員の「年金750万円未納」「払わない」報道に渦巻く国民の怨嗟「あきれた必殺仕事人だ」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.01.19 19:48 最終更新日:2023.01.19 19:48
中条きよし参院議員の「年金750万円未納疑惑」報道が波紋を呼んでいる。1月18日、「文春オンライン」が報じたもので、中条氏は数十年にわたって未納を続け、「年金なんていらない。払わない」と主張しているという。
1月19日、中条議員が所属する日本維新の会の馬場伸幸代表は会見で「中条氏は自身の年金が、本人でも理解していないくらいややこしい状況になっているので、整理したうえで対応していく。党として指導していく方向で調査に入っている」と述べた。SNSでは
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《呆れる。「年金なんていらない」って社会保障の仕組みを否定するの? 高い年金保険料を何とか払ってる国民に示しがつかない。辞任すべき》
《あの~、年金制度は世代間の支えあいで成り立つもの。積立方式ではないの。浮世離れした世界に居たから、年金制度の仕組みも理解していないんだろうな》
《富裕層が「自分が年金はいらないから支払わない」なら、年金制度そのものを崩壊させる「脱税」と同じ思想。差し押さえしてでも支払わせる法律のはず。国会議員自ら違法行為とは…》
と、あきれかえる声、怒りの声が渦巻いている。
「年金制度の危機が叫ばれる昨今、国民年金保険料の未納者への対応は、年々、厳しくなっています。以前は強制徴収、つまり差し押さえの対象となる人は少なかったのですが、2014年以降は徴収要員を大幅に増やし、強制徴収が激増しています。
2018年度以降は、控除後の所得額が300万円以上で未納期間が7カ月以上になると、強制徴収の対象になります(コロナ禍で変更もあり)。実際の差し押さえ件数は、日本年金機構の資料によると、2018年度が1万7977件、2019年度が2万590件となっています」(週刊誌記者)
2004年には、多くの政治家の年金未納が明らかになり、福田康夫氏が内閣官房長官を引責辞任、菅直人氏が民主党代表を辞任するなど、大問題に発展したことがある。
2021年度の国民年金保険料の納付率は73.9%で、前年度から2.4%上昇した。ただし、加入者の約4割にあたる612万人が納付を全額免除・猶予されており、年金制度は極めて厳しい状況が続いている。
2022年7月の参院選で初当選した中条氏。11月には国会の参院文教科学委員会で自身の新曲やディナーショーを宣伝し、批判が殺到したばかりだ。
《「うそ」 だらけの中条きよし あきれた必殺仕事人だ》
《こんな人間が議員やってるのも「うそ」だと思いたい》
150万枚を売り上げた大ヒット曲のタイトルも、いまでは虚しいばかりだ。
( SmartFLASH )