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三浦瑠麗氏、夫の10億円投資トラブルでテレビ追放の危機…成長戦略会議では「太陽光発電」押しまくり発言

社会・政治 投稿日:2023.01.22 17:11FLASH編集部

三浦瑠麗氏、夫の10億円投資トラブルでテレビ追放の危機…成長戦略会議では「太陽光発電」押しまくり発言

 

 1月19日、国際政治学者・三浦瑠麗氏の夫が代表を務める会社が、10億円の投資トラブルで家宅捜索を受けたことが報じられた。

 

 報道によれば、三浦氏の夫・三浦清志氏が代表を務める投資会社「トライベイキャピタル」の本社と自宅が東京地検特捜部の家宅捜索を受けた。

 

 兵庫県での太陽光発電所の建設を名目に出資を持ちかけたが、実際には建設の見込みはなく、約10億円をだまし取ったとして刑事告訴されているという。

 

 

 三浦氏は、代表を務める「山猫総合研究所」のサイトで、家宅捜索を受けたことを認めたうえで、《私としてはまったく夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ないことではございますが、捜査に全面的に協力する所存です。また、家族としましては、夫を支えながら推移を見守りたいと思います》とコメントしている。

 

 しかし、ここで問題になってくるのが、三浦氏の過去の発言だ。

 

「三浦氏は、2020年10月から定期的におこなわれている政府の『成長戦略会議』に出席し、太陽光発電をめぐって “猛プッシュ” ともいえる発言を繰り返しています。

 

《成長戦略に間に合わなかった荒廃農地の太陽光発電に対する転用の件について、ぜひやっていただきたい》(2021年6月の第11回会議)、《農水省や環境省が管轄する規制の案件に関しては、(中略)非常にポテンシャルの高い、例えば屋根のせの太陽光と、そして、小規模の荒廃農地に対する太陽光パネルの設置などの案件に関しては、もう少しスピードアップしていかないと》(2021年9月の第13回会議)などと発言していることが、議事録から確認できるんです。

 

 そのほか、過去に出演したテレビ番組でも、太陽光発電を推奨するような発言が見られました。仮に夫の会社の事業内容を熟知したうえで、太陽光発電の普及を有利に進めようとしていたのなら “利益誘導” の疑いも出てきます。

 

 夫婦が互いの会社にどれだけ関わっていたのかは、今後の捜査で明らかになっていくでしょう」(週刊誌記者)

 

 現在、『めざまし8』(フジテレビ系)の木曜コメンテーターとして出演するほか、『朝まで生テレビ』(テレビ朝日系)など、数々の番組で存在感を示している三浦氏。テレビに引っ張りだこだが、夫への捜査は、今後、どのような影響を与えるのだろうか。

 

 元テレビ朝日で報道番組に関わってきた、テレビプロデューサーの鎮目博道氏がこう語る。

 

「三浦さんが夫の事業内容をまったく知らなかったという前提で考えても、今回の一件で、三浦さんは “使いづらい” コメンテーターになってしまいました。

 

 テレビ局のプロデューサーは、炎上や不祥事を避けたがる傾向が強い。三浦さんという存在が唯一無二で、いなければ番組が成り立たないのであれば話は別ですが、正直、旬は過ぎているうえ、似たようなコメンテーターは他にもいます。あえて三浦さんを使う必要はないわけです。

 

 となれば、やはりキャスティングを担当するような番組プロデューサーや総合演出は、使うのを避けるのではないでしょうか。仮に夫が逮捕されても、御本人にはなんの責任もないわけですが、とはいえテレビマンの感覚としては、他の人に変えてすむなら変えてしまおう、と考えると思います」

 

 日々スキャンダルが渦巻くテレビ業界でも、その後、使われ続ける人・使われなくなる人の2種類のパターンがあるという。

 

「いくつか理由はありますが、本人のキャラクターは大きいです。一生懸命頑張っているのに不祥事が起きてかわいそう、本人が悪いわけじゃないのに、と同情される人は使い続けやすい。あとは、不祥事を笑いに変えてしまえる人も、それはそれで面白ければ、ネタを持っている人としてよしとされるんです。

 

 ただ、三浦さんは辛辣なスタイルを売りにされているので、どちらのケースにもあてはまらないようにも見えます。まだ捜査の段階ですから、下手なことは言えませんが、出演している番組も時事ネタを扱う硬派な番組ばかりで、なかなかこの話題には触れづらい。

 

 来週以降の『めざまし8』などに出演するかどうかは、スタッフの腹のくくり方の話になってくるので、業界の人間としても注目しています。

 

 今後の出演に関しては、捜査の進展次第でしょう。家宅捜査は入ったものの、事件にならなかったということであれば、問題にはならないと思いますが、逮捕・有罪など事件化の方向に向かうと、テレビ業界からフェードアウトする可能性は十分ありえます」(鎮目さん)

 

 事態の行く末に、注目が集まっている。

( SmartFLASH )

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