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成田悠輔氏「高齢者は集団自決」発言の背景は文化の違い? 視聴者も驚き『三びきのこぶた』を知らなかったクイズ番組での一幕
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.02.21 18:40 最終更新日:2023.07.05 18:15
「高齢者は老害化する前に集団自決、集団切腹みたいなことをすればいい」
そんな主張を番組やYouTubeで述べ、物議を醸しているのは、経済学者で米イェール大学アシスタント・プロフェッサーの成田悠輔氏。米紙「ニューヨーク・タイムズ」(2月12日付)も、一連の発言を「このうえないほど過激」と報じている。
これを受け、イェール大学は公式HPの成田氏のプロフ欄に「大学の見解を代表するものではない」と、わざわざ注釈を入れるほどの事態となった。
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2月21日発売の「FLASH」では、養老孟司氏ら、平均84歳の知識人たちにこの発言についての見解を取材。養老氏は「今だけ、カネだけ、自分だけしか見えない」「問題にする気も起きません」と発言を“一刀両断”した。
東大時代、きわめて優秀な卒業論文に与えられる大内兵衛賞を受賞し、最近は個性的なメガネをトレードマークに、バラエティ番組にも引っ張りだこの成田氏。しかし、そのバラエティ番組で、思わぬ“非常識”な一面が明らかになってしまっていた。
「2月10日放送の『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』(日本テレビ系)に出演した成田氏。小学5年生までの学習内容から出題される、人気のクイズ番組ですが、成田氏はそこで『三びきのこぶた』についての問題に、まさかの不正解という結果に終わってしまいました」(週刊誌記者)
『三びきのこぶた』といえば、あまりに有名なおとぎ話。子ブタの3兄弟が、わら、木の枝、レンガで家を造ったが、わらと木の家はオオカミに壊されてしまう。兄弟たちは、固くて丈夫なレンガの家に避難し、無事オオカミをやり過ごすことができた。最初はたいへんでも、しっかりと準備しておけば、結果として後で得をする――そんな教訓を教えてくれる物語だ。
「クイズは『3兄弟が家に使った材料を選べ』というもので、選択肢は『わら』『木の枝』『おかし』『レンガ』。成田氏は『わら』ではなく、『おかし』を選んでしまったんです。放送終了後、視聴者からは驚きの声が寄せられていました」(前出・週刊誌記者)
たしかにネット上では、成田氏が『三びきのこぶた』について知らなかったことに、さまざまな声が寄せられている。
《小五の頃はもっと難しい本読んでたのかな…》
《うわ全然文化の違う人なんだな》
《世の小学生にはこの番組のせいで「三びきの子豚すら知らないおじさん」かもしれん》
過激すぎる発言は、“違う文化”から来ているものなのかも……。
( SmartFLASH )