社会・政治
へずまりゅう「ジジババいたら帰って」区議選の街頭演説にSNS呆れる…2021年の参院補選は6809票で惨敗
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.02.27 17:46 最終更新日:2023.02.27 17:47
東京都豊島区議選に無所属で出馬を表明している、元迷惑系YouTuber・へずまりゅうが、2月26日、池袋で街頭演説をおこなった。しかし、その演説内容に、SNSで批判が殺到している。
この日、メガホンとともに現れたへずまは、「このたびは本気でやろうと思っております。自分は今の政治、腐っていると思っています。本当に。腐っとるからこんな頭のおかしいヤツが出て。変えたほうがいいじゃん」と熱弁。
続けて、「ジジババは終わっちょる! 今の日本は、若者がしょって出んといけんのんよ。現に少子化じゃん。いつまでも昔の栄光を語っとんじゃねえよ、マジで」と絶叫しながら、主張を展開した。
【関連記事:へずまりゅう、“詐欺” 被害の次は出資者募集の怪「ボランティアマン」改名には「口より行動で示せ」の声も】
さらに、「今の日本は、票がほしい政治家が、じいちゃんばあちゃんの言うことを全部聞く。だから票が入る。だから当選する。そんな甘っちょろいことをやっとる暇はねえ」と語り、「オレは若者。時間かかってもいい。今回落ちてもいい。何年かかっても、若者の意見を聴いていこうと思う。過去の産物には興味がねぇ。ここにジジババがおったら帰ってください」と宣言した。
若者狙いを前面に押し出した演説を繰り広げたへずま。一方で、高齢者を過剰に批判したことから、SNSでは「分断を煽るな」との声が続出している。
《何が腐ってて何が終わってるの??今の政治家は票が欲しいだけ?お前みたいなのがそうなるんだよ》
《「高齢者は悪者」というレッテル貼りがここにも。若者票を得たいがために憎悪を撒き散らすな》
《まさに区民の“民度”が問われている。現役政治家が頼りにならんからこんなのになめられるんだな。こういう世代間の分断を声高に唱える輩は無能だと思うんだよね》
2021年にも、参院山口選挙区補選にNHK党から出馬していたへずま。当時は、6809票を獲得するも、30万7894票を獲得し当選した自民党・北村経夫氏に大敗している。
「出馬会見では『人生どん底経験したやつでも、こうやって出馬できると若者に教えたかった』と語り、『悪名は無名にまさる』『今回当選すると思ってる』と自信を見せていました。
さらに、獲得票が1万票に届かなかった場合、SNSを引退すると宣言。しかし、実際にはTwitterもInstagramも継続しています。
今回の演説で、2021年の出馬について『そのときはふざけていました。選挙で売名活動をしようとして、ダメでした。このたびは本気でやろうと思っております』と振り返っていました。
しかし、つい先日には『年収1000万円が確定』と福岡中洲でキャバクラなどを経営するナイトレンジャーRioGroupの広報担当として採用されたことをTwitterで報告したばかり。
そんななかで区議選にも出馬するとなると、どうしても行きあたりばったりな印象は否めません」(週刊誌記者)
豊島区議選の投票日は4月23日だ。2度めの出馬となるが、爪痕を残せるだろうか。
( SmartFLASH )