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「くしゃみで意識が遠のいた」大阪で2人死亡の交通事故 花粉症のシーズン「1回で車は8m進む」恐怖

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.03.03 16:02 最終更新日:2023.03.03 16:07

「くしゃみで意識が遠のいた」大阪で2人死亡の交通事故 花粉症のシーズン「1回で車は8m進む」恐怖

病院に突っ込んだ乗用車と、現場を調べる捜査員ら(写真・時事通信)

 

 3月1日、大阪市生野区の国道を乗用車が逆走、歩道に乗り上げて歩行者2人をはね、病院に突っ込む事故があった。この事故で86歳と75歳の女性2人が死亡。乗用車を運転していた71歳の男性が逮捕された。

 

 事故を起こした車は、現場から70m手前の交差点あたりから反対車線に進入し、かなりのスピードで逆走していたことが、防犯カメラの映像からわかっている。逮捕された男性は「事故直前に、くしゃみをして意識が遠のいた」との供述をしているという。また「持病がある」と話している、との報道もある。

 

 

 事故原因については今後の捜査が待たれるが、「くしゃみ」が原因となった交通事故は過去にも多数発生しており、なかには死亡事故になったこともある。

 

 2005年3月、岩手県遠野市で、路線バスが対向車線側の歩道に乗り上げ、下校中だった小学5年生の女児2人をはねる事故が発生している。1人は全身打撲で死亡、もう1人は打撲などの軽傷だった。バスの運転手は調べに対し「大きなくしゃみをしたら、貧血のような状態になった。頭がクラクラして、気がついたら反対側に突っ込んでいた」と供述している。

 

 2017年4月には、愛媛県今治市で、男性の運転する乗用車が対向車線にはみ出し、軽乗用車と正面衝突。軽乗用車の男女3人が死傷する事故が起きた。男性は花粉症の薬を服用していたが、運転中に目のかゆみや連続するくしゃみなどの症状が激化。前方不注意で対向車線にはみ出したという。

 

 この時期、「くしゃみ」といえば連想されるのが「花粉症」だ。岩手の事故は花粉症が原因とはされていないものの、発生したのが3月である点は注意すべきだろう。

 

 くしゃみ1回で0.5秒、目をつぶったとすると、時速60kmの車は8m進むことになる。くしゃみが連続すれば、その距離はさらに伸びる。鼻水や目のかゆみなどが運転に及ぼすこともある。また、花粉症の薬によって眠くなったり、集中力が低下したりする副作用が出るものもある。

 

 SNSでは

 

《大阪で起きた車が病院に突っ込んでしまったあの死亡事故って本当にくしゃみで意識が遠のいていたのなら間違いなく花粉症が引き起こした悲劇だと思うんだよな 俺も酷い時にはそんな感じになった事あるからわかる。花粉症っていい加減に国策レベルで扱うべき課題じゃないのかなぁ》

 

《大阪の逆走事故って花粉症で死者が出たってことなのか? 国民の1/3がかかってるとも言われるのに国はもっと本腰入れて対策するべきだろ》

 

 などの意見が出ている。

 

 ましてや2023年は、花粉飛散量が日本各地で「過去10年で最多」とされている。まさに「災害レベル」の状態ではないか――。

( SmartFLASH )

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