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NHK会長が謝罪した「ストーカーアナ」事件 本誌が目撃していた“職場恋愛中毒の顔”と被害女性アナの“超警戒私生活”

社会・政治 投稿日:2023.03.16 18:41FLASH編集部

NHK会長が謝罪した「ストーカーアナ」事件 本誌が目撃していた“職場恋愛中毒の顔”と被害女性アナの“超警戒私生活”

2019年7月の大相撲名古屋場所で優勝力士にインタビューする船岡容疑者(左写真)。3階から軽自動車の屋根部分に落ち、その衝撃でへこみが 写真・JMPA

 

 NHKの稲葉延雄会長が3月15日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、女性宅に無断で侵入したとして2月17日に逮捕された札幌放送局の船岡久嗣アナウンサーについて言及した。

 

 船岡容疑者が逮捕されたのは、2月17日深夜のこと。

 

「同じNHKに勤務する、20代女性アナウンサーの自宅マンション建物内に侵入したところ、女性アナの知人男性と揉み合いになり、建物3階の共用部分から飛び降りて、下に駐車されていた車に転落したとみられています。船岡容疑者は負傷し、そのまま入院。退院後の2月20日に逮捕されました」(社会部記者)

 

 

 定例会見で稲葉会長は「職員が逮捕されたのはたいへん遺憾。視聴者の皆さまに、おわび申し上げたい。再発防止に向けた取り組みを徹底していく」と発言。

 

 また同局では、札幌放送局の職員が3月6日、風俗店の女性に小型カメラを向けたとして、北海道迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕される事件も。同日、会見を開いた林理恵メディア総局長も、職員の逮捕事案が続いたことを謝罪し「厳正に対処します」と語った。

 

 本誌は、船岡容疑者が逮捕された一連の事件について詳報している。

 

「2月18日の朝、車が大きくへこんでいたんです。何日か後に『NHKアナウンサーが3階から転落』ってニュースになったでしょ。驚きました」

 

 東京・中野区の住民がこう話しながら見せてくれた写真には、軽自動車の屋根が何か重量物で潰されたようにへこんだ痕がはっきり写っていた。まさにこれが、船岡容疑者が転落した車だ。

 

 2010年に東京アナウンス室勤務となると、スポーツ実況を多く担当するようになった船岡容疑者。なかでも、フィギュアスケートや大相撲の実況に定評があり、局内でも一目置かれる存在だったという。

 

「今回、被害に遭ったのは、金沢放送局時代に船岡容疑者が指導役を務めていた後輩女性アナで、いまは東京で看板番組を担当しています。事件当時、現場で通報した知人というのは、日ごろから親しくしていた他局の男性ディレクターでした」(NHK関係者)

 

 船岡容疑者には妻子がおり、地方局へは、都内の自宅マンションに家族を残しての単身赴任だったという。

 

 取材を進めると、船岡容疑者が地方勤務で見せていた“別の顔”が明らかになった。彼をよく知るNHK局員はこう話す。

 

「こう言うのが正しいかはわかりませんが、“職場恋愛中毒”みたいな人だったんです。NHKという看板を背負っているためか、外では発散できないストレスがあったのでしょう。

 

 船岡容疑者はたびたび、赴任先の女性局員、スタッフに手を出していたんです。表向きは『僕には家庭があるんで、心配はいりませんよ』と言っていたのですが……」

 

 本誌は、被害女性アナを何度か目撃したことがあるが、近所に買い物に行くようなときでも、大きめのマスクと目深に被った帽子で、ほとんど素顔が見えないようにしていた。

 

 あまりに大袈裟な警戒ぶりだったが、いま思えば、船岡容疑者に対して用心していたのかもしれない。

 

 船岡容疑者が被害女性アナに、特別な思いを抱いていたことは間違いない。

 

「彼女のことをたいへん買っていて、『金沢にはいいコがいるよ』と、先輩アナなどにアピールしていたそうです。そのおかげもあってか、彼女は異例のスピードで出世しました」(前出・NHK関係者)

 

 船岡容疑者と面識があり、酒席をともにしたこともあるスポーツ関係者は、こんな“告白”を耳にしていた。

 

「被害者の女性アナについて『実際に会うと、いいオンナですよ』と、ノロケていました。当時は2020年初頭で、東京では彼女の顔も名前もほとんど知られていなかったので、驚きましたよ」

 

 局の信用を大きく損ねる事件を起こした船岡容疑者。NHKで働く女性職員らの胸中はいかばかりか……。

( SmartFLASH )

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