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くら寿司「醤油さしペロペロ男」19歳の仲間に「保護観察2年」も待ち受ける民事訴訟、1300万円超請求のケースも

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.03.17 19:47 最終更新日:2023.06.17 17:52

くら寿司「醤油さしペロペロ男」19歳の仲間に「保護観察2年」も待ち受ける民事訴訟、1300万円超請求のケースも

くら寿司で醤油さしを直接口に入れる吉野容疑者

 

 回転ずしチェーン店・くら寿司の店舗内で、醤油さしをなめる動画SNSに投稿し、威力業務妨害容疑で逮捕された吉野凌雅容疑者ら男女3人。動画に映っている吉野容疑者は、3月14日の「NEWSポストセブン」では、今回の動画について、親しい友人に「へずま(りゅう)と違ってお金も払っているし、しょうゆ差しも直接口にしていない」と、法的には問題ないと話していたという。

 

 一方、同時に逮捕された19歳の男と15歳の少女のうち、撮影に協力したと思われる19歳の男は、3月17日に名古屋家裁により、2年の保護観察処分が決定した。

 

 

「保護観察処分とは、少年院などに収容されることなく、保護司の指導監督の下、更生を図るというものです。具体的には1カ月に数回、保護司の面接を受け、生活状況などを報告します。居住地も報告する必要があり、7日以上の旅行などに、勝手に行くことはできません。“トー横”や“ドン横”などを拠点としていたと報じられていますが、当然、そのような場所での生活は許されません」(事件担当記者)

 

 今回の司法の判断には、「軽すぎる」との声が多くあがっている。

 

《甘過ぎる!!くら寿司さんが救われない》

 

《保護観察で済んじゃうの?甘すぎでは》

 

《2年間くら寿司で皿洗いさせろ》

 

「保護観察処分は、たしかにそれほど重いものではないかもしれませんが、刑事とは別に、民事訴訟が待っているので、19歳の男が何事もなく日常に戻れる、ということはないでしょう。実際、くら寿司は『刑事・民事の両面から厳正に対処していく』とのコメントを発表していますから。撮影を手伝った立場の人間が、どれほどの責任を負うべきなのかは、今後の話し合いや民事裁判で決まることでしょう。

 

 しかし、過去には蕎麦店で、店の洗浄機などに体を入れる様子を、アルバイト店員がネットにアップするという“バイトテロ”が発生しました。このとき、店側がアルバイトの店員らに1385万円を請求した、というケースもあります(和解金は約200万円)。今回、この男にもかなりの額の損害賠償が請求されるのではないでしょうか」(前出・事件担当記者)

 

 今回の顛末を受けて、模倣犯が現れなくなれば幸いだが……。

( SmartFLASH )

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