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ガーシーに「帰国」から「立花孝志氏」まで10の嫌な質問を直撃「選挙? やる気になったらまた出ます」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.03.28 06:00 最終更新日:2023.03.28 06:00

ガーシーに「帰国」から「立花孝志氏」まで10の嫌な質問を直撃「選挙? やる気になったらまた出ます」

本誌の直撃に応じるガーシー前議員。ネット上にあふれる憶測は全否定した

 

 除名処分により参議院議員の資格を失い、常習的脅迫や名誉毀損などの疑いで逮捕状が出された、ガーシー(本名・東谷義和・51)前議員。

 

 ドバイに滞在中のガーシー前議員に、外務省は3月23日、旅券返納命令を出した。期限の4月13日までに返納しなければパスポートは失効し、ガーシー前議員は不法滞在状態となって、強制送還される可能性がある。さらに警察当局は、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配する方針だと報じられている。

 

 

 そんなガーシー前議員について、ネット上では「偽造パスポートを持っている」「ロシアに逃げる」「出馬をさせた立花孝志氏に対して憤慨している」といった憶測が飛び交っている。

 

 実際のところ、本人はどう考えているのか。10の疑問を直撃した。

 

(1)「もう帰国しない」って本当?

「はい、帰らないです。半永久的に日本に戻らなくてもいいように、準備をしています。ドバイでの生活も、何も変わっていない。僕からしたら、逮捕状が出ていることに納得がいかない。明確な説明がない限り、理解もできない」

 

(2)旅券返納命令が出て、国際手配もされそうだが?

「旅券返納命令は官報に載っているらしいですけど、僕はまず見てないですし、関係ない。猶予も20日あろうが2カ月あろうが、ドバイから出ないんで。ちなみに、仲のいい(web企業の)FC2の高橋(理洋元社長)さんも、国際手配されて8年がたつけど、普通に過ごしてます。その程度の手配やってことです」

 

(3)スノーデン氏のように、ロシアに逃げ込んで亡命するという話もあるが?

「しないですよ。ドバイで10年有効なビザを取得していて、パスポートをとめられてもビザは失効しないから、滞在できる。じゃあ10年も、日本は僕をずっと追っかけるんですかと。名誉毀損ごときでICPOを動かして、僕を引き渡させるんですかと。ほかに大事件を起こした人はいっぱいいませんかと。カルロス・ゴーンなんか、僕の何百倍もヤバいことしてるのに。僕は人を殺したわけでも、ものを盗んだわけでもなく、いうても名誉毀損ですから」

 

(4)「偽造パスポート」を持っている?

「そんなの持ってないし、作る気もない。そもそもパスポートって、カネを出せば合法的に誰でも買えますよ。国籍を売るというビジネスをやっている国はいっぱいあります」

 

(5)今後も動画配信を続ける?

「今はYouTubeをとめられているので、自分のサイトでしか発信できませんけど、ありがたいことにいろんな人がコラボしたいと言ってくれていて。みんなが配信してくれれば、ちゃんと僕の意見も伝わるのかなと思ってます」

 

(6)以前、暴露は卒業してエンタメにシフトすると言っていたが?

「もちろん、気持ちは変わらないですけど、今回、名誉毀損で訴えている方々とは戦っていきます。そのなかで、ドワンゴ(の創業者)の川上(量生)さんだけは、なぜ僕を訴えているのかわからないんです。僕は川上さんを叩いてないし、恨みもつらみもない。川上さんとけんかしているのは高橋さんなんです。綾野剛と(ジュエリーデザイナーの)福谷公男の暴露に関しては真実なんで、『訴えるのはおかしいん違いますか、言論統制やないですか』と、警察にも、剛と福谷にも言います」

 

(7)立候補を要請した旧NHK党の元党首・立花孝志氏に切り捨てられた形にみえるが?

「立花さんに対しては、なんも思ってないです。初めからああいう人やってわかってるし。僕とけんかしようなんて絶対、思ってはらへんやろうから。選挙があったら、また僕に出てくれって言えるぐらい、図太い神経の人やと思う。立花さんのことは嫌いじゃないし、これからも仲よくしていく」

 

(8)ドバイから暴露を続け、帰国もしなかったのは立花氏の指示?

「いや、立花さんの指示でもなんでもない。ただ、三木谷(浩史・楽天会長兼社長)さんのことは、立花さんにやってくれって頼まれたからやりました。そのせいでYouTubeとTwitterをとめられたから、その責任は取ってくれと、立花さんに言った。それまでは自分のために暴露をやってたんで、立花さんは関係ない。立花さんには『日本に帰ってこんといてくれ』と言われたけど、警察のへんな動きとかを考えて、やっぱやめとこう、と自分で決断したわけです」

 

(9)トルコには何しに行った?

「避難所に救援物資を届けました。僕は阪神・淡路大震災を経験したんで、こんな小さい人間でも助けに来てくれることがありがたいっていうのは痛感してるんです。実際に多くの人が喜んでくれました。マスコミには、僕が国会に行かなかったことで騒ぐよりも、トルコのことをちゃんと報道せえよと言いたい」

 

(10)除名処分には国民の大部分が賛成しているが、また選挙に出る?

「やる気になったら出ます。ただ、人に言われて出ることはもうない。今後、もし出るとなったら、自分の意志で出る。でも、逮捕状が出たままで立候補できるんですかね」

 

 3月24日、実家が家宅捜索を受けると「頼むからオカンだけは勘弁してください」と、泣きながらSNSで懇願したガーシー前議員。はたして目論見どおり、海外に留まり続けられるのか――。

( 週刊FLASH 2023年4月11日号 )

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