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ガーシー前議員とUAE王族の「面会写真」入手!「彼は友達」逮捕状発付後も強力サポートを約束
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.04.04 06:00 最終更新日:2023.04.05 17:45
「ガーシーは、礼儀正しく温厚なヤツですよ。日本で報じられる“悪人像” は、マスコミの印象操作かなと(笑)」
ガーシー氏(51)をこう擁護するのは、UAE(アラブ首長国連邦)在住の大谷行雄氏(71)。かつて赤軍派高校生として活動していた過去を持ち、1970年に渡米。日本とアメリカを行き来していたが、数年前に中東に移住した。現在は、起業・移住コーディネーターとして活動する傍ら、現地の王族らと日本旅行をするほどの太いパイプを持つ。
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「ガーシーとは、ドバイに彼を呼んだ実業家のA氏に紹介されました。ガーシーは、『ネオトウキョウプラン』という、アラブに日本人街を造る計画を掲げていました。その拠点として、ドバイなどと並んでUAEを構成する首長国のひとつ、ラアス・アル=ハイマ(通称RAK)に、彼は注目していました。RAKはまだ日本人が少なくて、物価も安く、若い方も住みやすい。RAKを拠点にしている私も、以前から同様に考えていて、彼のプランに共感しました」
大谷氏と出会った当時、ガーシー氏は現職議員で、現在は凍結されたが100万人以上の登録者数を誇ったYouTuber。彼の影響力を見込み、大谷氏はRAK王宮での会談をセッティングした。
「2022年の8月に、王族系大企業の副会長を務めるビジネスマン、シェイク・マジェット殿下と引き合わせたのですが、ガーシーは、王宮では借りてきた猫みたいにおとなしくなっちゃって(笑)。二重人格なんかと思いました」
出だしは撃沈した彼の“公務”だが、王族との会談はその後も回数を重ねた。2回め以降は、ドバイの日本食レストランで、ガーシー氏の仲間たちとも食卓を囲んだ。
「そのレストランはA氏の妻がオーナーを務め、ガーシーがアルバイトをしていた、いわば“ホーム”。リラックスできる場所だったせいか、本来の饒舌ぶりを見せていました。
ことが動いたのは、3度めの会談のとき。UAEオリンピック委員会委員長、国営銀行の理事など多数の役職に就く、RAK政府の最重要人物のひとり、シェイク・サレム殿下がレストランを訪れていました。そこで、私は『君のネオトウキョウプランを殿下に話してみたら?』と、ガーシーに提案したんです。彼もその気になり、自身のプランを熱く語りだしました。すると、殿下は『国会議員である証明と、プランの概要を提出してくれ』『観光開発省の人間を紹介する』と言うんです。
ただ、その準備をしている最中に、彼は除名されてしまったんですけどね(笑)。でも、現在もプランは進行中です」
UAEの超重要人物からの提案とは、にわかに信じがたいが……。意外にも、ガーシー氏と王族たちは、強い絆を結べたのだという。
「ガーシーと食事している様子を、シェイク・マジェット殿下がSNSに投稿したのですが、日本にいるガーシーのアンチが殿下に『その男には近づかないほうがいい』と“忠告”してきたのです。殿下は『彼とはもう友達だ。私は彼をサポートする』と返したと言ってましたよ。
実際、国会からの除名や日本警察からの国際手配に関して、王族の皆さんはまったく気にしていません。むしろ、『足かせがなくなり、動きやすくなってよかったじゃないか』と言っていました(笑)」
強力なバックを味方につけたガーシー氏。迫る国際手配の危機も、どこ吹く風というわけか――。