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軽井沢バス事故「巻き込まれない」ための安全バスの見分け方社会・政治 投稿日:2016.01.20 06:00

軽井沢バス事故「巻き込まれない」ための安全バスの見分け方

国道から転落、横転したスキーバス

 

「長野県警の捜査では、一度、左側のガードレールにぶつかってから右側の崖下に落ちた可能性が浮上している。最大の疑問は、なぜ高速を使う“正規ルート”ではなく、難しいカーブが続く下道を走ったのか、だ」(地元紙記者)

 

 国道18号、碓氷バイパスの入山峠付近(長野県北佐久郡軽井沢町)で起きた事故は、大学生12人を含む14人の命を一瞬で奪った。

 

「現場は急に暗くなる場所。崖下は5〜6メートルの高低差があり、ここじゃなかったら、こんな被害にならなかったはず」(地元住民)

 

 バスを運転していた土屋広運転手(65)と、交代要員の勝原恵造運転手(57)の2人も死亡。14人中、13人が現場で死亡を確認されていることが事故の凄惨さを物語っている。

 

 今回のスキーツアーの料金は、1泊〜2泊で、バス代、宿泊代、リフト券つきで1万3000円〜2万円弱。学生には魅力的な値段だ。ツアーを企画したキースツアーの福田万吉社長は、料金を安くするために下道を通った可能性について、「それは絶対にない」と否定した。

 

「渋滞しているときや、帰着時間が遅れる場合に『高速に乗らせてほしい』というのはありますが……。碓氷峠を通る手配書は存在しないです。危ないので」(福田社長)

 

 一方で、バス運行会社イーエスピーの山本崇人執行役員営業部長は、通常の行程にないルートを通った理由を、こう推測する。

 

「ほかのバスの運転手に聞くと、高速を(本来降りる東松山インターではなく、その先の)藤岡まで乗ってしまったので、降りたのではと」

 

 藤岡まで行ったことで高速料金の“上限”に達した可能性があるというのだ。

 

 それにしても、2012年に関越道で7人が死亡した事故以降、規制は強化されたはず。安全なバス運行会社を選ぶ術はないのか?

 

「公益社団法人『日本バス協会』による『貸切バス事業者安全性評価認定制度』を取得している会社は法令意識が高く一定の評価ができる」(株式会社サポートエクスプレスの飯島勲代表)

 

 同社はこの認定制度を受けていない。――学生たちの未来は無残にも閉ざされてしまった。合掌。

 

(週刊FLASH2016年2月2日号)

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