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政治家女子48党・大津党首が語る旧党首・立花孝志氏との“決別”「私はもう、闘うことに決めました」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.04.05 13:52 最終更新日:2023.04.05 14:21
旧NHK党の党首、立花孝志氏(55)と、同党から名称変更した政治家女子48党の党首、大津綾香氏(30)とのバトルが収まる気配を見せない。
「騒動が大きくなった発端は、立花氏が大津氏に、政治家女子48の代表権返還を求めたことです。しかし大津氏が応じず、立花氏とのLINEのやり取りを暴露するなど、すさまじい応酬が続いています。最近は、日替わりで新たな争点が出てくるので、我々も何が何だかわからなくなることがあります」と政治ジャーナリストは苦笑する。
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これまで、立花氏は定例会見などで状況を説明してきた一方で、大津氏はTwitterでこそ発信をしていたものの、マスコミ取材には対応してこなかった。そのため、世間は立花氏の「解説」を聞くしか情報を得る手段はなかった。一部には大津氏の「行方不明・失踪」説も流れていたが、本誌は渦中の大津党首に接触することに成功。いまの思いを語ってもらった。
立花氏との現在の“間合い”を聞くと「決別ですね」と、苦笑まじりの答えが返ってきた。
「立花さんは、私を党首に指名したとき、代表権も一緒に私に移したんです。それが急にいまになって、返還しろ、ですから驚いています。きっと私が、自分の言うことを聞く素直な党首になる、と思ったのではないでしょうか。お飾りの党首ですよね。もし落選しても、給料を払うって言われました。
その後、代表権を返せ、うんぬんといった話が9時間も続き、そのなかで『当選しても落選しても、党首としての手当を月100万円を払う。人事権などにも条件はつけない』と言われましたが、私は党首をいつでも辞められるように、立花さんに『5年契約の書面にしてください』と頼みましたが、うやむやにされてしまって」
旧NHK党は、約330人から総額10億5000万円の負債があり、立花氏はそれについて「大津さんが支払うことになるかもしれない」と言ったと伝わっている。
「あれは党の借金であり、私個人の借金にはなりません。だから私の責任といわれても、根拠がよくわからないです」と語気を強めた。
「立花さんは『取りつけ騒ぎが起きるぞ』と言って、実際にそういったことも見受けられました。あれは立花さん自身も言っていますが『自分で起こした自作自演』だそうです。何を言ってるんですかね。『お金の管理だけでも俺に戻してくれ』とか『俺は生活保護でもなんでもいいんだよ。淡路島で犬のペットサロンをやるから、金のことはいいんだ』とか、支離滅裂。自分の周囲を元カノとかで固めて、金庫番もそんな人たちに任せているので、私はお金の流れとか、ぜんぜんわからないんです」
大津氏は、あくまで代表権を立花氏や、立花氏の親しい人に渡す気持ちはないのだろうか。
「私が代表権を持っていることで、党の民主主義が保たれるなら、手放すべきではないと考えています。この際、党内をクリーンにします。党内洗浄。単純に、おかしいことをおかしいといえるようにしたいです。パワハラや人格否定をする人が、党のトップでいいのか。何をやっても許されるわけではありませんから」
立花氏は、政治家女子48党が「メンバーと撮影すると5000円」「大津綾香への鞭打ち1万円、亀甲縛り10万円」などの政治資金パーティを構想していた、と暴露した。この真相はどうなのだろうか。
「この政治資金パーティあたりから、立花さんとの関係がこじれたのは事実です。もともと立花さんは『政治資金パーティはいい』と言っていましたが、『さすがにこのパーティの内容はおかしい』と指摘していました。真相をお話しします。黒川敦彦幹事長が、女の子にパーティ運営を任せたときに、女の子から悪ふざけで出たアイデアなんです。それがそのまま、世に出されてしまいました。あの内容でパーティをするわけないし、実際にやっていません」
現在、政治家女子48党のメンバーは、旧NHK党時代に立花氏が指名した女性たち。それについてはどう思っているのか。
「なかには、政治家よりアイドルになりたくて選挙に出ているような方もいて、選挙活動がほどほどなのも事実です。しかし『地方自治をよくしたい』と思って立候補する方も大勢います。そんな方は、自分のお金を持ち出しています。にもかかわらず、当初、党から支給されたビラでは支援者の名前が間違っていたり、支給されたのが『本人』と書かれたタスキだけだったり。私も、支持者の方とお話などができる携帯電話は渡されましたが、最近はその電話で罵倒されています」
今後、政党女子48党はどうなるのだろうか。
「これまでの、立花さんの力や貢献は素直に認めます。浜田聡参院議員、齊藤健一郎参院議員は離党するかもしれません。今後は、政党助成金も入ってこない想定のもと、党の運用ができるように考えています。党首を引き受けたことに後悔はありませんが、正直なところ、記者会見した時点では、旧NHK党の問題を引き継ぐことは知りませんでした。これからは、それも継続していくつもりです。いま、旧NHK党は、NHKと受信料不払いなどでもめている方々の裁判費用を立て替えていますが、それだって、利益供与になるんじゃないかと心配しています。私はもう、闘うことに決めました。パワハラ、モラハラが常態化した組織から政治家女子48を救いたいです」
( SmartFLASH )