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「環境保護プレイ?」ホリエモン指摘で燃え盛る「有料レジ袋」論争…「海洋ごみの6割が漁具」調査も

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.04.06 19:46 最終更新日:2023.04.06 21:23

「環境保護プレイ?」ホリエモン指摘で燃え盛る「有料レジ袋」論争…「海洋ごみの6割が漁具」調査も

 

 レジ袋有料化をめぐって、SNSで熱い論戦が交わされている。発端となったのは、実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が4月5日に更新したTwitter。

 

《レジ袋有料化マジウゼェ。貧乏人が数円ケチってショップバックを持つようになったらしく更にウゼェ。なのに使い捨ておしぼりを入れてくるのがさらにウゼェ。お前ら何やりたいの?環境保護プレイ?》

 

 

 この投稿に対し、2.4万の「いいね」や1200超のコメントがつくなど大きな反響を呼んでいる(4月6日現在)。堀江氏は、その後もこの件に関してツイートを続けている。

 

《環境問題ってサプライチェーンの知識とかない人が物事の一面だけ見てやってることが多いのが困りものなんだよな。しかも本人たちは良いことをしてると思ってるから尚更厄介なんだよね》(4月5日)

 

《環境汚染しない仕様の焼却炉あるよん。ポイ捨てしなきゃ海や川に流れないよん。レジ袋禁止にするんじゃなくてポイ捨ての罰則強化すれば真面目にやってる人たちがいちいちレジ袋要りますか?とか言われない》(4月6日)

 

 と、主張している。これらのツイートに対して

 

《結局、家の各部屋にあるゴミ箱用にビニール袋買ってるので、いくらコンビニでレジ袋もらわないようにしても使用量全く変わらないので意味ない現象起きてますw》

 

《30年前に、ハイテク焼却炉設計してました。朝日新聞とかが書く様な、公害をまき散らす焼却炉は、現在はほとんど無いはずです》

 

 などのコメントが多数ある。ほとんどが堀江氏に賛同するものだが、なかには、

 

《マイクロプラスチックの問題をどのように考えているんですか》

 

《世の中を知らないボンボンの自分勝手な空想物語》

 

 など、批判的な意見もある。

 

 レジ袋の有料化は、2020年7月に開始。まもなく3年が経とうとしているにもかかわらず、これだけ反響があるということは、多くの人が不満に思い、疑問を持っている証だろう。

 

 そもそも有料化が導入された背景には、海洋汚染という環境問題があったはずだが、有料化によって環境に対してどれだけの効果があったかは不明だ。

 

「海洋汚染ではレジ袋やペットボトルなどが注目されていますが、漁具に関してはあまり認知されていません。日本全国の海岸で収集されたプラスチックごみのうち、重量比でおよそ6割が漁網、ロープ、ブイなどの漁具だったという、環境省の調査結果(2016年度)があります。同調査では、ポリ袋はわずか0.4%でした。

 

 しかも、漁具は耐久性が高く、海中で100年以上も分解されず漂い、多くの生物を捕らえるので『ゴーストフィッシング』という言葉さえあるほどです」(週刊誌記者)

 

 論争が盛り上がるなか、SNSには《レジ袋要るかと聞かれるたびに小泉進次郎の顔を思い出しますw》

 

 という声も。小泉先生、どうお考えですか――。

( SmartFLASH )

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