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不倫報道の神奈川・黒岩知事「ゼロ打ち当確」も万歳なし 選択肢のひどさに「神奈川県民やめたい」の悲鳴
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.04.10 17:00 最終更新日:2023.04.10 17:00
4月9日に投開票がおこなわれた神奈川県知事選で、黒岩祐治氏が4回めの当選を果たした。
選挙戦のさ中、“文春砲”の直撃を受けた黒岩氏。4月6日発売の『週刊文春』で、フジテレビのキャスターから転身し、神奈川知事選に出馬する2011年までの11年間、年下女性と不倫関係にあったことが報じられた。記事では、黒岩氏が不倫相手に送っていた携帯メールが掲載され、「生放送前のナマだよ~!!ニュルニュル~」「アワビにバナナ」など、内容のあまりのイタさに、世間は大騒ぎとなった。
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投票が締め切られた9日夜8時、NHKの統一地方選特番では、早々に黒岩氏に「当確」を出した。いわゆる「ゼロ打ち」だ。知事選にはほかに、共産党推薦で市民団体代表の岸牧子氏や、政治家女子48党の大津綾香氏らが立候補していたが、いずれも黒岩氏の実績や知名度にはかなわず、当選どころか圧勝が確実視されていた。
当選確実となり、横浜市内の事務所に姿を現した黒岩氏だが、笑顔はなく、恒例の万歳三唱もおこなわれなかった。まるで通夜のような雰囲気の事務所で、黒岩氏は「みなさまに不愉快な思いをさせてしまい、心からおわび申し上げたい」と、険しい表情で支持者らに頭を下げた。
翌10日朝、神奈川県庁に登庁した黒岩氏だが、職員から花束を渡されても、やはり笑顔はなかった。
最終的な得票率は、黒岩氏が67.6%。岸氏が22.8%、大津氏が5.3%など。数字だけ見れば、黒岩氏の圧勝に見える。
「黒岩氏の得票は193万超。4年前の知事選から、約32万票も減っています。無効票が21万2482票もあり、全体の6.91%にも上ります。この数字が黒岩氏に対する批判、風当たりの強さを証明しているとも言えます」(週刊誌記者)
投票前から県民の嘆く声が多かった知事選。選挙結果が出た後もSNSには
《今回の知事選は選択肢が酷すぎたから…神奈川県民、やめたい》
《神奈川県民です…選択肢が…投票行ったのですが鉛筆が動きませんでした…》
《神奈川県知事は嫌いでも神奈川県民は嫌いにならないでください(泣)》
《消去法でニュル岩とか理解不能です…》
と、悲嘆の声があふれている。
これまで何かと強気な発言が多く、「上から目線」との批判もあった黒岩知事だが、今後はそうもいかないようだ。神奈川県知事の任期は、4年後の2027年4月までとなっている。
( SmartFLASH )