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内閣改造の核心「小泉進次郎」に「入閣」を直撃

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2017.08.02 06:00 最終更新日:2017.08.02 06:00

内閣改造の核心「小泉進次郎」に「入閣」を直撃

 

ーー安倍首相の健康不安がいわれていますが。
「いや、元気ですよ」

 

 こちらをギロリとにらみながら否定したのは、安倍洋子さん(89)。岸信介元首相の長女にして、安倍晋太郎元外相の妻、安倍晋三首相(62)の母親。長年、政界の名門・安倍家を支えてきたゴッドマザーだ。

 

 その洋子さんと首相夫人である昭恵さん(55)の嫁姑の確執が、限界点にきている。

 

「7月5日に首相は欧州歴訪に出たが、昭恵さんが同行しないのでは、と噂が立った。結局、外遊には同行したのだが、帰国後、夫婦いっしょにいることが少なくなった。夫婦不仲は深刻。昭恵さんは安倍家で孤立している。森友学園問題以降、昭恵さんの自由奔放な行動に、洋子さんが苦言を呈することが増えた。それを聞きたくない安倍首相は、私邸に戻ることが減った」(政治部記者)

 

 家庭はともかく、戦後在任期間3位の記録を打ち立てたほど、安倍首相は政界で指導力を発揮してきた。だが、このところ内閣支持率は低迷している。状態を打開すべく、安倍首相は8月3日にも内閣改造を打ち出すが、頼ったのが人気者・小泉進次郎衆院議員(36)だ。

 

「内閣官房副長官への起用が囁かれているが、進次郎氏は渋っている。理由は、父・純一郎元首相が、『小池さんは愛嬌もあるけど度胸もある』と手放しで評する小池百合子東京都知事の存在。2005年の郵政選挙で、選挙区を変えてまで小泉政権を支えた小池知事は、今でも元首相と昵懇の仲。都民ファーストの会が、国政にどう絡むのかを小泉家は見定めている。目先の欲にくらみ政権に入るのは得策でないとみている」(官邸担当記者)

 

 なかなか決断しない進次郎氏に党幹部からは「党の苦境に“損得勘定”とは」という批判の声も聞こえるが、どこ吹く風だ。7月27日、自民党本部で会議を終えて部屋を後にする進次郎氏を直撃した。

 

ーー入閣を望む声が上がっていますが。
「声は上がっていないんじゃないですか(笑)」

 

ーー支持率回復のためには何が必要ですか?
「信頼、信頼、信頼です」

 

 爽やかにかわした進次郎氏。その目は、賞味期限切れ政権の要職よりも、はるか先を見据える。

 

(週刊FLASH 2017年8月15日号)

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