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玉川徹氏「コロナは大した病気ではない」でSNS沸騰…“玉川節” 復活で思い出される「電通発言」の過去
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.04.21 19:59 最終更新日:2023.04.21 20:10
テレビ朝日社員で、同局の『羽鳥慎一モーニングショー』のコメンテーターを務める玉川徹氏の発言が物議を醸している。
4月19日の『モーニングショー』に出演した玉川氏は、新型コロナウイルス感染について言及。番組では、GWの旅行スポットや予約状況について報じていたが、玉川氏は「水を差すようですけど、コロナの感染は終わっていない。ゴールデンウイークが明けて感染が増える可能性がある。すでに第9波に入っているという専門家の分析もあります」と指摘した。
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GW明けから感染者数の発表がなくなるのだが、「基礎疾患を持っていたり、高齢の人はいまでも気をつけなきゃいけない」「感染者数は、僕も基礎疾患がありますから、備えるうえで重要な情報だった。それをGW明けから1週間に1回しか出さないでしょ。これには非常に腹立たしい思いを持っています」と述べているのだが……。
「玉川氏は、『もともと健康な人とか若い人は、初めからコロナは大した病気じゃないんです』と番組内で発言したのです。この発言がいま、多くの人の怒りを買っています。
玉川氏はコロナ後遺症に悩む女性を同番組で取材するなど、コロナへの警戒を強く呼びかけていたコメンテーターの一人。それなのに、“大した病気じゃない” と発言したことで、手のひら返しと捉えられてもおかしくありません」(週刊誌記者)
実際、ネット上ではこんな意見が見られる。
《この人「PCR検査の件数を増やせ!」「医療体制が不十分だ!」って3年間も散々言ってたくせに、どの口が言ってるんでしょうか!?》
《はぁ?この3年間散々コロナ煽ってた癖に、初めから大した病気じゃないとかどの口が言うねん 今まで煽った責任取れや》
《散々煽っていたテレビ局 清々しい程の手のひら返し》
など、憤る声が多数。この発言がクローズアップされたことで、20日から21日にかけてTwitterで「玉川徹氏」がトレンド入りする事態となっている。
玉川発言が議論を呼んでいるのは、これだけではない。4月18日の『モーニングショー』で、玉川氏は岸田文雄首相襲撃事件についてコメント。
「(安倍晋三元首相を銃撃した)山上被告の事件もそうですが、自分が捕まってもいいとか、自分が傷ついてもいいけど、犯罪を犯すというところには、絶望があると思う。
その絶望感が、人によってはいろんなところに向かうんだと思いますが、その向かう先がテロになってしまう」
と、絶望が彼らをテロに向かわせた――という持論を展開したのだ。この発言に対しても、
《『絶望』があるからなんだ?…それがテロ行為の免罪符になるわけ無いだろう…。》
《またテロリストに寄り添うような発言。「社会が悪い」というのはテロリストの代弁をしているだけ。同情というスタンスでテロ擁護、促進を平気でやってる番組はそこまでして数字を取りたいのか》
など、厳しい声が多数あがっている。なかには
《過去の主張を忘れてその日の感想を述べる玉川は無責任の極み。この調子だと、そのうち第2の電通発言をやらかすだろう》
との意見も。
玉川氏は、安倍元首相の国葬での菅義偉氏の弔辞について、「当然これ、電通が入ってますからね」と広告代理店の関与を指摘。翌日に誤認だったと謝罪し、謹慎処分を受けた過去がある。
この4月からレギュラーコメンテーターに復帰し、“玉川節” を快調に放っているが、「口は災いの元」になることもお忘れなく――。
( SmartFLASH )