社会・政治
籠池泰典「逮捕直前」馴れ初めの思い出スポットで夫婦デート
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2017.08.05 11:00 最終更新日:2017.08.05 11:00
学校法人森友学園による補助金不正受給事件で、籠池泰典前理事長(64)と妻の諄子さん(60)が逮捕された。大阪地検特捜部から初めての事情聴取を受ける2日前の7月25日、夫妻の姿は大阪・心斎橋にある大丸百貨店のレストラン街にあった。「土用の丑の日」ということで鰻をいただくのだという。
「まあ、これからいろいろ体力を使うこともあるだろうから、スタミナをつけておかないとね」
泰典氏が穏やかに話すと、「人生、この年になって、こんなにいろいろなことを経験できるなんて、本当に幸せやわぁ。これからなにが起こるか楽しみでしかたないねん」と諄子さんも屈託がない。
注文を取る段になると、いきなり諄子さんがお品書きを取り上げ、「お父さんは最近、食べすぎやねんから、これにしときぃ」と有無を言わさず4段階の「うな重」のなかから、泰典氏に下から2番めの「竹」を選択。自身は最も安い「梅」に決定した。籠池家では食事に関しては諄子さんが全権を握っているらしい。
この日訪れた場所には以前、そごうの本店があった。2人が電撃的な恋に落ちた思い出のスポットなのである。
「2人ともここが学生時代のバイト先だったんですよ。家内は1階の宝石売場で働いていましてね。僕は7階の催し物会場にいたんです」
宝石フェアのため7階にある販売スペースへ移動した諄子さんを泰典氏が見初めたのだという。諄子さんもまんざらではなかった。
「お父さんは催し物会場で販売のためにマイクを握っていたんですけれども、しゃべりは当時からうまかったんです」
3月におこなわれた証人喚問で国会議員を手玉に取ったのもうなずける。
7月27日におこなわれた事情聴取ではほとんどの質問に黙秘したという泰典氏。準備していた小学校の名前を「安倍晋三記念小学校」としていたことについて「当人の許可をもらっていたのか?」と尋ねられたことも明かした。昭恵夫人を通じて、許可は取っていたというのだがーー。
鰻を完食して「旨かった。生き返った」と満足げに語った泰典氏だった。
(週刊FLASH 2017年8月15日号)