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岸田首相「訪韓目前」に韓国の国会議員が竹島に上陸「非友好性しか感じない」集まる批判、政府の対応にも厳しい声
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.05.03 18:15 最終更新日:2023.05.03 18:19
岸田文雄首相が5月7、8日に韓国を訪問し、ソウルで尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と会談する予定が明らかになった。
尹大統領が3月に来日した際、首脳会談で両首脳が相互訪問する「シャトル外交」を再開することで一致した。岸田首相は1日(現地時間)、訪問先のガーナで記者団に「主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)前に訪韓が実現すれば、シャトル外交に弾みをつけられる。今後の日韓関係の加速や、激変する国際情勢について、腹を割った意見交換をおこなう、いい機会になる」と語った。
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そんな融和ムードをぶち壊すかのように、2日、島根県の竹島(韓国名・独島)に、韓国の国会議員が上陸したことがわかった。
報道によると、上陸した議員は、左派系最大野党「共に民主党」の田溶冀(チョン・ヨンギ)氏。田議員は、学生団体のメンバーら十数人と竹島で韓国国旗を振り、「独島は我々の土地だ」などと叫んだという。
韓国はこれまでも、おもだったところでは2012年、現職大統領として初めて李明博(イ・ミョンバク)大統領(肩書きは当時。以下同)が、2016年7月には文在寅(ムン・ジェイン)「共に民主党」前代表が、8月には羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)セヌリ党議員を団長とした韓国の国会議員団計10人が、それぞれ竹島に上陸している。
日本政府は、上陸事案が起きるたびに、韓国政府に徹底した再発防止を求め、厳重に抗議をしてきた。今回も船越健裕・外務省アジア大洋州局長が、在日韓国大使館の金容吉(キム・ヨンギル)次席公使に電話で「竹島は歴史的事実に照らしても、国際法上も、明らかに日本固有の領土だ。到底受け入れられず、きわめて遺憾だ」と伝え、再発防止も求めた。
たび重なる上陸に、ネットには、上陸した議員への批判が集まっている。
《首相の訪韓前に、革新野党がどうせ何かしでかすと思っていたが、どうしても自ら築いた関係悪化という功績を無にしたくは無い様で、言う事為す事が現代社会の事とは到底思えない。》
《このタイミングで国会議員が上陸する=非友好性しか感じません。》
《野党とはいえ議員がしたことなのだから、抗議だけではなく関係改善を白紙にしたらいい。》
そして、岸田政権の対応についても、
《岸田がアメリカの圧力に負けて、無条件に緩めるからこうなる。ちゃぶ台は何度でもひっくり返される。安倍さん、菅さんのやり方が正解》
《日本政府が「極めて遺憾」と言っているのに それなのに岸田氏が訪韓するということになれば 「極めて遺憾」と言う事では無いと岸田氏が言っているようなもの こんな首相はいりませんね》
《何時になったら岸田首相は総理を辞めるんだ? トップがヘナチョコだから舐められまくって国に損害が出ている》
など、厳しい意見が多く書き込まれている。
「韓国政権は、これまでも融和姿勢から一転、反日に舵を切った過去もあるので、官邸に、一抹の不安があるのは事実です。そうなったとき、岸田内閣への批判は相当大きいでしょうね」(政治担当記者)
尹大統領との会談で、岸田首相は何を語るのか。
( SmartFLASH )