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バイデン&ゼレンスキー大統領を来日させた岸田首相の猛プレッシャー「これができなきゃ外務省はいらねえ」担当者は生きた心地せず
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.05.19 19:53 最終更新日:2023.05.19 20:49
5月21日まで、広島市で開催されている「G7広島サミット」。19日には各国首脳が揃って原爆資料館を訪問し、平和記念公園で献花をおこなった。
21日にはクアッド(日米豪印4カ国)首脳会談も、広島市でおこなわれる。これはもともと24日にオーストラリアで開かれる予定だったが、米バイデン大統領が豪州訪問を取りやめたため、急遽、変更になった。
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「日本での開催は、岸田総理の鶴の一声で決まりました。アメリカも中止の意向でしたが、日本からの猛プッシュで実現したのです」
ある官邸関係者がそう語る。だが、あまりのプッシュぶりに、事務方から不平不満が噴き出しているという。
「総理は、3月に訪問先のインドからウクライナに電撃訪問して以降、『これができなきゃ、外務省なんかいらねえ』が口癖になっています。
バイデン大統領がサミットにオンライン出席するのではないかと騒がれたときも、『どうしても広島に来させろ』とこのセリフを発していました。本当にあり得ないレベルのプレッシャーが外務省にかかっていましたよ(笑)。
結局、バイデン大統領の来日が決まり、行程を急いで作り直して総理に渡したところ、とたんに上機嫌になり『泊まるところがないなら、うちでもいいぞ』と軽口を叩いていました」(官邸関係者、以下同)
無理筋を通した外務省の職員たちからは、「“外交の岸田” とか言うけど、威張れるところに威張っているだけ」との恨み節が出ているという。
実は、18日に報じられたウクライナ・ゼレンスキー大統領の来日も、岸田首相の猛プッシュで実現したという。
「ゼレンスキー大統領が来日することは機密情報で、日本国内では徹底した情報統制がおこなわれていました。しかし、海外までは抑えられず、米ブルームバーグ通信に抜かれてしまいました。岸田総理は、自らの口で大々的に発表するつもりでしたから、怒り心頭です」
岸田首相の意向を実現するため駆けずり回り、ゼレンスキー大統領の来日までも実現させた外務省だが、いつまた「外務省なんかいらねえ」が飛び出すのか、担当者は生きた心地がしないだろう。
( SmartFLASH )