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岸田首相、忘年会写真で問われる監督責任…小池都知事からも「危機管理しっかり」と忠告されて立つ瀬なし
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.06.02 20:23 最終更新日:2023.06.02 20:23
2022年末、岸田文雄首相の長男で首相秘書官を務めていた翔太郎氏が、首相公邸内で親族と忘年会をおこない、親戚10人以上で組閣ポーズを取るなど悪ノリ撮影が報じられた問題。
6月1日付で翔太郎氏は辞職したが、2日には岸田首相も忘年会に参加していた様子が『FRIDAY』に報じられ、波乱の展開となりつつある。
記事のタイトルは「岸田文雄首相 首相公邸『親族大忘年会』に寝間着&裸足で参加 ご満悦写真」というセンセーショナルなもの。そこには、普段着姿の首相が親戚らと写った集合写真が掲載されていた。
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岸田首相は、これまで「私的な居住スペースでの食事の場に一部顔を出し、あいさつもした」と答弁していたが、写真撮影については言及していなかった。
報道をうけ、岸田首相は「公邸のなかには私的なスペースと迎賓機能を持つ公的なスペースがあり、(写真は)私的なスペースで親族と同席したものだ。公的なスペースで不適切な行為はないと思う」と釈明している。
だが、さかのぼれば、翔太郎氏の忘年会の様子が報じられた段階で、岸田首相は「厳しく注意をした」「国民のみなさんの不信を買うようなことなら誠に遺憾だ」などと他人事のような発言をしている。結果的に翔太郎氏が槍玉にあげられる形となったが、岸田首相も参加していたとなると、問題の本質が変わってきてしまう。
実際、SNSでは、
《異次元の釈明(笑)》
《なんか、もう。恥知らずな印象と解散して見苦しい姿で権力の座にしがみつくのやめてくださいという感想しか出なかった。》
などに加え、
《息子に公的スペースを私的に使わないように注意しなかった責任は岸田総理にあるだろう》
といった監督責任を問う声が寄せられている。
6月2日には、定例会見に出席した小池都知事から「危機管理の観点から言うと、そこにおられた方からしか(写真は)流出しない。場所も含め、しっかり危機管理はやっておいたほうがいいのではないか」と忠告される始末。もはや立つ瀬なしといった状況だ。
後手後手の対応で、G7広島サミットの栄光も忘れ去られてしまいそうだ。
( SmartFLASH )