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ひろゆきも「難癖」認定、三重・伊賀市長が公用車で夕食購入に「私的利用」指摘…SNSでは「どんだけ心が狭い」「なかなか骨がある」議論紛糾

社会・政治 投稿日:2023.06.15 18:17FLASH編集部

ひろゆきも「難癖」認定、三重・伊賀市長が公用車で夕食購入に「私的利用」指摘…SNSでは「どんだけ心が狭い」「なかなか骨がある」議論紛糾

忍者装束でポーズを取る岡本栄市長(写真・時事通信)

 

 6月14日、実業家のひろゆき氏がTwitterを更新。

 

《伊賀市長が市役所からの帰宅途中、職員運転の公用車でスーパーに立ち寄るのが難癖付けられる。公用車での移動はセキュリティーの意味もあるので、トイレやら食事やらは公用車を使っても問題ないでしょ。。。》

 

 と、三重県伊賀市のタウン情報誌の記事を引用し、投稿した。

 

 この記事は『伊賀タウン情報YOU』が6月12日に配信した「是か非か?公用車で夕食おかず購入 市民『私的利用だ』 市長『最小限の権利』」というもの。

 

 

 記事によると、伊賀市の岡本栄市長が公務後の帰宅途中に、職員が運転する公用車でスーパーに立ち寄って夕食のおかずなどを購入したところ、“私的利用” ではないかと市民から指摘されたという。

 

 市役所から市長の自宅までの経路にスーパーはなく、まわり道をすることになる。同誌は、情報公開請求で2022年の運転日報を入手。1年間で約130回買い物で寄り道したとしている。

 

 同誌の取材を受けた市長は「私には自炊する時間がない。市長の激務を続けるために、高齢独居の私には必要不可欠。改めるつもりはない」と答えている。岡本市長は71歳。元関西テレビのアナウンサーで、2012年の市長選で初当選。現在は3期めだ。

 

 先のひろゆき氏のツイートには多数のリプライがあり、

 

《帰宅途中の買い物くらい許したれよ》

 

《融通のきかない不自然なクレーマーが多すぎる息苦しい社会になったなぁ》

 

《警察官がパトカーでコンビニに立ち寄って弁当買っている姿、僕はほっこりするんですけど、それを見て騒ぐ人と同じ人の感性何でしょうかね》

 

 という市長擁護の意見と、

 

《これはよくないと思います。市長なら公務以外でも 何でもかんでも公用車使つてもいいのかとなる》

 

《誰が見ても物騒な街なら致し方ないが、公用車の燃料も税金である。「住民の感覚」が理解出来なくもない》

 

 など、NG派とで意見が割れている。この件について、SNSでは、

 

《えっ……別に公用車で飲み歩いてるわけではないんでしょ?帰りに晩飯くらい買わせてやれよ。どんだけ心狭いんだよ伊賀市民》

 

《少なくとも温泉旅行やら家族サービスやらに使いまくった元東京都知事よりは遥かにマシだと思うけど》

 

 と、問題なしとする意見が多い。なかでも

 

《いいぞ伊賀市長。堂々と主張するが良い》

 

《市民に及び腰な市長が多い中、なかなか骨がある》

 

 と、取材に対しはっきりと自らの考えを口にした市長の態度を称賛する声も多い。

 

 公職者の公用車の使用をめぐっては、これまでさまざまな問題が指摘されている。2016年には、舛添要一元東京都知事が神奈川県湯河原町の別荘に、年に48回も公用車で通っていたことが明らかになった。

 

 東京都監査委員は、舛添元知事が家族とコンサートや野球観戦に行くのに公用車を使用したことを違法・不当として経費の返還を要求。舛添氏はその後、6万5029円を都に返還している。

( SmartFLASH )

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