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天皇皇后両陛下がインドネシアご訪問「ベスト&ヘルメットで電車の運転席」のご様子に集まる国民からの親近感
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.06.19 21:40 最終更新日:2023.06.19 21:40
6月17日から、インドネシアを訪問されている天皇皇后両陛下。即位後、初めてとなる、国際親善を目的とした海外公式ご訪問で、お2人そろって臨まれるのは、21年ぶりのこととなる。
ご出発の日、羽田空港で、秋篠宮ご夫妻や岸田首相夫妻から見送りを受けられた両陛下。雅子さまがお召しになったピンクのスーツが、梅雨の合間の陽光に映えていた。そして浮かべられた笑みに、ネットニュースのコメント欄は
《雅子様の素敵な笑顔がとても印象的ですね》
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《雅子さまのお元気そうな笑顔を拝見出来て良かったです》
と、喜びの声であふれた。
「両陛下は6月9日、ご結婚から30年を迎えられ、宮内庁を通じた文書で『二人で多くのことを経験し、互いに助け合いつつ、喜びを分かち合い、そして時には悲しみをともにし、これまでの歩みを進めてこられたことに深い感謝の念を覚えます』と、振り返っておられました。とても仲むつまじいご様子が察せられます」(皇室担当記者)
ご到着翌日の18日には、安全のため、ベストとヘルメットを着用された天皇陛下が、日本の支援により整備され、2019年3月に開業したジャカルタ都市高速鉄道の車両基地をご訪問。台車と車両を切り離して検査をする様子などを視察され、電車の運転席にも立たれた。
日本ではあまり目にしない、ベストとヘルメットを着けられた陛下のお姿に、ネットでは
《ヘルメットと運転席でお手ふりする姿にほっこりしました》
《陛下は何時もその状況を実に有意義に楽しまれますよね…周りの方も嬉しくなるように振る舞われる》
など、陛下への親近感を寄せる意見が集まった。
「体調を整えるため、ホテルで休養されていた皇后さまは、19日、淡いブルーのお召し物で天皇陛下とともに首都・ジャカルタ近郊のボゴール宮殿で、歓迎行事などの公式行事に臨まれました。
午前中の歓迎行事では、21発の礼砲が鳴り響くなか、両国の国歌が演奏され、両陛下は大統領夫妻と記念撮影。記帳を終えたのちに『マラッカジンコウ』の苗木を植樹されました」(同前)
両陛下はその後、ジョコ・ウィドド大統領の提案で、大統領自ら運転するゴルフカートに同乗され、宮殿に隣接する植物園をご訪問。ランなどを鑑賞された。
「雅子さまのご体調もよく、カートにも楽しそうにお乗りになられていました。その後、ボゴール宮殿で大統領夫妻主催の昼食会に臨まれました」(同前)
ご結婚からちょうど30年、両陛下にとっては、節目と重なる特別な外国ご訪問となっただろう。両陛下は6月23日まで滞在される。
( SmartFLASH )