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トヨタ会長、報酬9億9000万円に「少なすぎ」の意外な声 37億円のゴーン氏は「1400億円払え!」日産と訴訟へ

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.07.01 18:35 最終更新日:2023.07.01 18:37

トヨタ会長、報酬9億9000万円に「少なすぎ」の意外な声 37億円のゴーン氏は「1400億円払え!」日産と訴訟へ

トヨタ史上、最高額の報酬を得る豊田章男会長(写真・ロイター/アフロ)

 

 6月30日、トヨタ自動車が2023年3月期の有価証券報告書を公表し、豊田章男会長の役員報酬がトヨタの歴史上、過去最高額になったことが話題になっている。

 

「当時、社長だった豊田現会長の役員報酬は9億9000万円で、前年の報酬6億8500万円と比較して約1.5倍となっています。2023年4月に社長に就いた佐藤恒治社長は当時、執行役員で記載がなく、1億円未満でした」(経済ジャーナリスト)

 

 日本人の平均年収443万円(国税庁の「令和3年分民間給与実態統計調査」)を鑑みれば想像を絶する金額だが、意外にもSNSでは豊田会長の報酬を「安い」と考える意見が多数を占めている。

 

 

《豊田章男の報酬少なくね 9億ってF1ドライバーの年俸だと中堅くらい もっと貰ってもいいのでは》

 

《豊田章男さんの役員報酬が9億9千万円と聞いてびっくり。少なすぎるだろう。会社の規模からして少なくともその10倍は貰ってもおかしくないのに。売り上げ何兆円の会社のトップが大谷選手より少ないとか可哀想すぎる。忙しすぎてプライベートなんか殆ど無いだろうに。》

 

 一方、今回の報道でくしくも注目されたのが、かつてライバル・日産自動車を率いたカルロス・ゴーン元会長だ。

 

「ゴーン氏は、役員報酬の開示が始まった2010年3月期以降、毎年9億円から11億円ほどの役員報酬を得ており、この期間だけでおよそ90億円を得ていました。しかし、じつはさらに50億円を受け取っていたにもかかわらず、そのぶんを有価証券報告書に記載していなかった疑いがあるのです」(同前)

 

 その後の調査で、ゴーン氏の報酬額は訂正された。たとえば2017年3月期は、10億9800万円から同37億4000万円になるなど、当初報告していた額よりも大幅に上昇しているのだ。

 

 ゴーン氏は、2018年、東京地検特捜部に金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで逮捕され、2019年、保釈中にレバノンに逃亡している。そんなゴーン氏の近況が、6月20日に報じられた。

 

「ゴーン氏が日産などを相手取り、名誉毀損などを理由に10億ドル(約1400億円)の損害賠償を求める訴訟を起こしたのです。外国で起こされた裁判ですから、必ずしも日産が有利とはいえない状況です」(同前)

 

 SNSでは、ゴーン氏と豊田会長の報酬を比べてのツイートも、多数、投稿されている。

 

《ゴーンはもっと貰ってた。世界のTOYOTAの会長やねんからもっと貰っていい。》

 

《ゴーンなんかどうなるよ 会社の金をちゅーちゅーしてして飛んでよ 豊田さんはちゅーちゅーしてないとは思うけど!?》

 

《こういうことに関してはゴーン氏を見倣ってもっと貰ってええと思うんやけど。》

 

 ゴーン氏は、ロイター通信のインタビューに「これから長い戦いが待っている。最後まで戦い抜く」と話しているという。

( SmartFLASH )

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