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市川猿之助容疑者、逮捕の大きすぎる“代償”一門からは離脱志願者続出、「恋人に捨てられた」報道、名跡はく奪計画まで【上半期激震ニュース】
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.07.08 06:00 最終更新日:2023.07.08 06:00
「精神状態や司法の判断もあると思うので、見守っていきたい」
6月27日に、母への自殺ほう助の疑いで逮捕された市川猿之助容疑者について、歌舞伎の興行を担当する松竹の迫本淳一会長は7月3日、こう語った。この日は、歌舞伎座「七月大歌舞伎」の初日。この日を迎えるまでに、歌舞伎界は多難な日々を送らねばならなかった。
「本来であれば、新公演の稽古にいそしまねばならない時期ですが、現場はそれどころではありませんでした。猿之助容疑者の逮捕で、稽古場はお通夜状態に。彼の話は完全にタブーで、猿之助の『え』の字も口にできない重苦しい雰囲気でしたよ」(歌舞伎関係者)
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事件の影響は、これだけではない。猿之助容疑者が率いていた澤瀉屋(おもだかや)は、事件後に「一門を辞めたい」という志願者が続出しているというのだ。
「事件後、猿之助さんのいとこに当たる市川中車(香川照之)さんが、『自分が一門を引っ張っていく』と宣言をしたそうですが、それもむなしく、実際には一門を離れたいという若手が続出しているといいます。
逮捕されたいま、猿之助さんの復帰は絶望的。彼の才覚が抜けた澤瀉屋が、今後、持ち直せるかどうか……」(同前)
事件を機に、猿之助容疑者から離れていったのは、一門の若手だけではない。彼のマネージャー兼恋人とされたA氏は、6月1日発売の『週刊文春』で、別の人物と仲睦まじくしている様子を報じられている。
「私は、Aはいまも病室にいて、傷心の猿之助の手を握って、看病しているものだとばっかり思っていました。今回の報道には、歌舞伎関係者全員がショックを受けています」
ある歌舞伎関係者は、報道後、本誌に高怒りの感情をぶつけていた。
5月18日に、自宅で両親と倒れているのを発見された猿之助容疑者。父の市川段四郎さんと母の延子さんは死亡している。猿之助容疑者はA氏に対し、「次の世でも会おう」として、遺産を相続させる旨の遺書を残していたと報じられている。
「それなのに、猿之助のことなんかまるでそっちのけで、ほかの人を引っ張り込んでいたわけでしょう。これでは、猿之助がかわいそうすぎる。猿之助のことを“金づる”としか思っていなかった様子が、ありありと伝わってきました」(同前)
「週刊文春」の直撃を受けたA氏は、猿之助容疑者が死のうが「関係ありませんね」と答え、まったく悲しくないのかという質問には「はい。全然」と答えたと報じられている。
前出の関係者は、こう続けた。
「猿之助は、Aに10年間にわたり献身してきました。Aに惚れた猿之助が悪いといえばそれまでですけど、Aは、自分を養子にして全財産を相続させるという遺書も見てるわけですよね。それで、よく何もなかったかのような顔をできるもんだなと」
さらに現在、松竹内で、「猿之助」の名跡はく奪計画も浮上しているという。一門、恋人、そして名跡まで失おうとしている猿之助容疑者。この先、彼のそばにいるのは、香川なのか、それとも――。
( SmartFLASH )