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弁護士の下腹部を切断…捨てられた局部の行方は

社会・政治 投稿日:2015.08.20 06:00FLASH編集部

弁護士の下腹部を切断…捨てられた局部の行方は

送検された小番容疑者

 

 まさに修羅場だった。慶大法科大学院生でプロボクサーの小番一輝(こつがいいっき)容疑者(24)が13日、20代の妻が事務員として務めている東京・港区の弁護士事務所を妻と訪問。男性弁護士(42)の頭部を殴打し、用意した剪定ばさみで、意識が朦朧とする弁護士の陰茎を切断、トイレに流してしまった。同容疑者は傷害容疑で現行犯逮捕された。

 

「小番容疑者は妻と男性弁護士が不倫関係にあると疑って犯行に及んだのではないかとみている。切断されたのは陰茎の半分以上。一部は残っていたようです。袋(精嚢)は切断せずそのままだった」(捜査関係者)

 

 小番容疑者は東京都出身で、所属していたボクシングジムのHPには、好きな女性は「意志が強い人」、目標・夢は「法曹」と紹介されていた。「将来は検事になりたいと言っていた」とジム関係者。都内の容疑者宅周辺での評判も悪くない。大家の女性はこう言う。

 

「(夫人は)お勤めされているし、家賃が滞ることもない。夫婦はやさしい人ですし、なんでこんな事件を……と思う」

 

 一方、被害に遭った男性弁護士は、ニューヨーク州の弁護士資格も持ち、会社更生法や企業のM&A、国際取引関係にも精通した弁護士だった。

 

「国際法務に長けた弁護士として現在の事務所に迎えられた。とくに女性問題で揉めているとは知らなかったが、人気(ひとけ)のない早朝の始業前にオフィスで容疑者と会っていることから、何か弁護士にも後ろめたい気持ちがあったのかもしれない。彼には4人の男の子がいるはずです」(弁護士事務所関係者)

 

 気になるのは、トイレに捨てられた局部の行方。東京都水道局に聞いた。

 

「所轄の部署に確認すると、警察からの捜査依頼は来ていないそうです(14日現在)。あくまで一般論ですが、下水道はいったん流れてしまうと止められない。捜索のしようがないんです」

 

 となると、男性弁護士の陰茎はどうなるのか。都内で開業する泌尿器科の医師は言う。

 

「現在では、切断部分を直接縫合することは可能。(ペニスが発見できなくても)体の別の部位から切り取ってきた皮膚を神経ごと移植して再建する術法も、大学病院クラスなら国内でも可能になった。最終的にはプロステーゼ(勃起補助具)を埋め込めば、勃起や射精機能も回復できる」

 

海外では再建手術後、患者のパートナーが自然妊娠した例があるというが……もし再建できたとしても、被害男性弁護士が失ったものは、局部だけではないだろう。

 

(週刊FLASH 2015年9月1日号)

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