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「長野・立てこもり4人殺害事件」容疑者が店長だったジェラート店は人の出入りもなく “空き家” 状態【本誌スクープその後】
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.07.20 06:00 最終更新日:2023.07.22 21:12
警官ら4人を殺害し、自宅に立てこもった青木政憲(まさのり)容疑者。7月7日には、60代女性への殺害容疑で3度めの逮捕となった。
政憲容疑者は、高校で北信地区有数の進学校に通い、卒業後は東京の大学に進学していた。
「家族仲はよく、地元では評判の “キラキラ家族” でした。そのなかで、政憲だけは(進学先の)偏差値だけは家族の誰よりも高いが、塞ぎ込みがちな人柄でね」(自宅の近隣住民)
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2012年ごろに、政憲容疑者は精神的な不調を訴え、大学を中退して地元に帰ってきたという。かつて、容疑者の父親と仕事仲間だった男性はこう話していた。
「中退後に、私のもとで政憲がアルバイトをしていた時期がありました。しかしほとんど口を利かず、彼とはコミュニケーションが取れなかった」
父は長野県中野市の市議会議長だったが、事件直後に辞職。母親も地元の有名人で、フラワーデザイナーやフルーツカッティングの講師として、市内で長年、講演活動などをおこなっていた。
政憲容疑者自身も、自営のジェラート店の店長だったが、そこは今――。
「店は閉じたまま。以前は容疑者の母も頻繁に来ていましたが、事件のあとは誰の出入りも見ていません。空き家状態です」(ジェラート店の近隣住民)
事件現場になった自宅の電話も呼出音だけが鳴り、応答はない。
写真・共同通信