社会・政治社会・政治

ビッグモーター社長の「知らぬ存ぜぬ」にホリエモン「非常に完璧」と皮肉 SNSでは「徹底的に絞って」批判加速

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.07.26 17:45 最終更新日:2023.07.26 17:45

ビッグモーター社長の「知らぬ存ぜぬ」にホリエモン「非常に完璧」と皮肉 SNSでは「徹底的に絞って」批判加速

 

 連日、世間を騒がせている、中古車販売大手「ビッグモーター」の保険金不正請求問題から始まる、数々の不祥事。7月25日に兼重宏行社長らが開いた記者会見について、実業家のホリエモンこと堀江貴文氏も反応した。

 

 25日の会見で兼重社長は、6月に特別調査委員会の調査報告書を受けるまで「不正は知らなかった」「耳を疑った」などと語り、“知らぬ存ぜぬ”の姿勢を貫いた。「(不正が)組織的っていうことはないと思いますね。個々の工事長が指示してやったんじゃないか」と、上層部の関与を繰り返し否定している。

 

 

 同日、自身のYouTubeチャンネルを更新した堀江氏は、「謝罪会見自体はね、非常に完璧なものですね」と語った。「自分は不正には関与していない、幹部も関与していない、勝手に部下がやったことだと。刑事告発も視野に入れていると言っていましたが、まあ100人以上がやってる不正を、幹部が見抜けないなんて話はありうるはずもなく……」と、皮肉を入れつつツッコんでいる。

 

 続けて「もしそうだったとしても、僕がライブドア事件で捕まったときと同様ですね、『部下が勝手にやったこと』『わからない』とか言っても、検察はそういうの聞いてくれないんで。僕はこれ、やぶへびになるんじゃないかって気はしなくもない」と、持論を語った。「詐欺事件だとしたら、超巨額の詐欺になっちゃうので、めちゃくちゃ量刑重いと思います」とも指摘している。

 

 SNSでは、兼重社長の記者会見にあきれる人々が続出。「徹底的に調査して」と批判が加速している。

 

《ビッグモーターに関しては徹底的に絞って欲しいね》

 

《記者会見して社長が辞任したから終わりじゃないからね。この後はビッグモーターと保険会社を徹底的に不正請求を調べて罰しないと駄目だと思う。》

 

《部下に押し付け(私は悪くありません)って顔。呆れるね。責任追及しっかりやってください》

 

《数字至上主義なんて生易しいものではなく、器物損壊罪と言う立派な犯罪です。警察の徹底した捜査をお願いします。》

 

 今回の騒動で、兼重宏行社長と、その息子である兼重宏一副社長は辞任することを発表した。だが、新社長に就任する和泉伸二専務取締役は、会見で「これまで、弊社創業者の兼重宏行のリーダーシップと、卓越したビジネスモデルにより、いまや業界を代表する企業になった」と、さっそく口を滑らせている。トップを変えるだけでは、企業体質の改善は望めなさそうだ。

 

 26日には、国土交通省が事実関係の聴取を始めた。刑事責任を問われる可能性も指摘されており、厳しい追及が待ち受けているだろう。

( SmartFLASH )

もっと見る

今、あなたにおすすめの記事

社会・政治一覧をもっと見る