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【マイナ保険証】資格確認書「期限見直し」案が急浮上で「保険証残せばいいだけ」本末転倒ぶりにあきれる国民
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.07.29 15:45 最終更新日:2023.07.29 16:07
数々のトラブルによって二転三転するマイナンバーカード問題。政府は、現在の紙の健康保険証を「2024年秋の完全撤廃」として、マイナ保険証への移行を進めてきた。そんななか、かねてよりマイナ保険証を持たない国民の対応が問題になっていた。
そうした国民が、マイナ保険証の代替として保険医療を受ける際に使用するとされてきたのが「資格確認書」だ。ところが7月28日、この資格確認書をめぐって、またも混乱が生じる発言が飛び出した。
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「資格確認書の有効期限を、見直す方向で検討に入ったと報じられたのです。
政府はこれまで、資格確認書の有効期限は1年で、期限切れ後は更新手続きが必要と説明してきました。この有効期限を、一律ではなく、現行の保険証に準じ、期限を長期化する方向で調整に入ったというのです。岸田文雄首相が来週にも表明する見通しとも報じられています」(政治担当記者)
岸田首相は28日、自民党内で出ている現行保険証廃止の延期論について「マイナ保険証への移行のあり方は、引き続き関係者の意見を聴き、対応を考えていきたい」と記者団に述べ、“検討師”ぶりを発揮。「いずれかの時点で、私から記者会見などで説明したい」とも語り、具体的な期限などについての、説明の予定があると匂わせている。
従来型保険証の撤廃については、身内である自民党内からも延期論が噴出している。この風向きを受けての、資格確認書の期限延長論との見方もある。
資格確認書をめぐってのこの発言を受け、「本末転倒では?」という疑問の声がSNSではあがっている。
《資格確認証の期限延ばして保険証と同じ期間使えるようにって保険証残せば良いだけ!そして丁寧な説明など今まで一度も聞いたことないのでする気ないでしょ?》
《だったら、保険証廃止しなくていいんじゃないかな?》
さらに、資格確認書の発行について、234億円ものコストがかかるとの試算も出ている。迷走ぶりに拍車がかかった状況は、いつ打開されるのか。
( SmartFLASH )