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「私は南野陽子の夫に騙された!」山形・明徳学園理事長が乗っ取り&不正融資を告白…過去の横領・傷害・金銭トラブルに懲りず

社会・政治 投稿日:2023.08.01 06:00FLASH編集部

「私は南野陽子の夫に騙された!」山形・明徳学園理事長が乗っ取り&不正融資を告白…過去の横領・傷害・金銭トラブルに懲りず

都内の超高級ホテルでくつろぐ金田氏

 

「私がこれまで30年以上も続けてきた学校を、南野陽子さんの夫に事実上潰されました」

 

 そう憤るのは、山形県で学校法人「明徳学園」の理事長を務めてきた長岡由彦氏だ。南野陽子の夫とは、これまでもたびたびトラブルを起こしてきた金田充史氏のことだ。

 

 本誌は2018年に、金田氏が事務局長を務めた医療法人から9000万円を横領したとして、警視庁に告訴状が提出されたことを皮切りに、別のクリニックで部下に対して竹刀で殴るなどの暴力を働いていたと、たびたび報じてきた。

 

 

「金田氏はその後、傷害容疑で書類送検されました。しかしそれに懲りず、2021年には金田氏が代表を務める医療法人で、医師への給料の未払いなどの金銭トラブルが発生していると『週刊文春』に報じられました。

 

 南野さんの事務所関係者は夫と別れることを熱心にすすめたのですが、南野さんは聞く耳を持たず、2022年末に大手芸能事務所と決別し、独立しました」(社会部記者)

 

 では、今回の金田氏のトラブルとはいったいなんなのか。

 

「発端は2020年7月29日に、金田氏を明徳学園の理事として迎え入れたことです。同学園は、3年前まで福祉専門学校を運営し、昨年3月までは予備校も運営していました。

 

 当時、コロナ禍の影響で生徒数が減少し、1700万円の借金を抱えるなど、経営が苦しい状況でした。そこで私が知り合ったのが医療法人を経営する金田氏です。

 

 大女優である南野さんの夫でもあり、資金に余裕のあるやり手経営者という雰囲気だったのでつい信用してしまい、経営再建のために理事として迎え入れたのです」(長岡氏)

 

 金田氏はあわせて自らの部下であるB氏も理事として引き入れると、さらに理事長職を退いた長岡氏の代わりとして、同じく部下であるA氏を新理事長に就任させた。そして2021年の夏 “クーデター” を起こす。

 

「私に黙って理事会を開き、私ともう一人の古株の理事を解任したのです。そして新たに、自分の息のかかった理事を2人入れました。これで5名の理事全員が “金田派” になりました。このとき金田氏は、私が高齢を理由に辞任を申し出たと説明したそうですが、真っ赤な嘘です」(同前)

 

 さらに3日後、金田氏は理事会でとんでもない決議を承認させた。

 

「金田氏が経営する医療法人がX社に負っていた借金3218万3483円を、学園が引き受けることを認めさせたのです。さらに、学園が所有し、校舎として使用している不動産に抵当権を設定しました。もちろん、金田氏が抱えている負債を、うちの学園が背負うべき理由などまったくありません。

 

 その後も、X社から281万6517円、700万円を次々と借り入れ、最終的に、学園は4200万円もの借金を、金田氏によって負わされたのです」(同前)

 

 この事実を知った長岡氏が問い詰めると、金田氏は不可解な言い訳を繰り返した。

 

「医療法人の借金を学園に肩代わりさせたのは『今後、医療関係の事業をおこなうため』で、抵当権については『X社は、俺が全株式を持っているから、実際に差し押さえなどを実行することはない』と言っていました。

 

 しかし、結果的に不動産は競売にかけられ、医療関係の事業がおこなわれることもありませんでした。借金の一部は、金田氏が経営する医療法人の給与の支払いに使われていたこともわかっています。これは、背任以外のなに物でもありません」(同前)

 

 金田氏の “本性” に気づいた長岡氏は、ここで反撃を決意。もともとは、金田氏の協力者だったA氏やB氏に事情をすべて話し「このままでは、あなたたちも背任の共犯者になる」と、長岡氏に協力するよう説き伏せた。

 

「彼らが味方になってくれたので、7月19日に金田氏を理事から解任し、私が理事長に戻ることができました。弁護士に相談し、背任容疑での告訴状をすでに警察に対して提出してあります」(同前)

 

 金田氏はこうした悪事を働く際に、“南野陽子の夫” という箔付けを利用している。金田氏の知人で、長岡氏とも懇意にしているY氏が語る。

 

「たとえば、仕事先の相手に信用してもらうために、積極的に南野さんの楽屋などに呼ぶんですよ。目の前で、金田氏があの大女優と “夫婦” であることを見せつけられると、誰でも信用しちゃいますよね」

 

 本誌は、金田氏と南野の所属事務所に一連の背任行為について質問状を送ったが、期日までに返答はなかった。

 

 元東京地検特捜部検事の落合洋司弁護士はこう語る。

 

「仮に、先々に協業する事業があったとしても、公共性の高い学校法人の資産を私企業の負債のために担保提供する決定をした時点で、決定を下した理事会は背任に問われる可能性が高いと思います。

 

 まして、その資産が競売で消失しているのであれば、刑事だけでなく民事でも賠償責任を負う可能性があります」

 

 妻の名を利用し、人の資産を食いものにする行為は、許さんぜよ!

( 週刊FLASH 2023年8月15日号 )

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