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河野太郎デジタル相「マイナカード」トラブルで自身処分の意向示して2カ月「処分内容は決まりましたか?」事務所に聞いた

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.08.07 16:03 最終更新日:2023.08.07 16:11

河野太郎デジタル相「マイナカード」トラブルで自身処分の意向示して2カ月「処分内容は決まりましたか?」事務所に聞いた

写真:つのだよしお/アフロ

 

 自身を処分する考えを示してから早2カ月。はたして処分は下るのか――。

 

「厚生労働省、総務省ともご相談のうえ、総理の了解も得て、決めたことですから」

 

 8月1日、閣議後の記者会見で、2024年秋に現行の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードと一体化する政府方針について記者から質問された河野太郎デジタル相はこう答えた。重ねて「方針に変更はないか」と聞かれると、「はい」と力強く応じた。

 

 

 8月4日には岸田文雄首相が記者会見。2024年秋に保険証を廃止するスケジュールを現時点では維持する考えを示したうえで、マイナンバーをめぐる相次ぐ混乱で国民の不安を招いているとして、「おわびする」と陳謝した。

 

 7月14~16日に共同通信が実施した世論調査では、廃止を「延期すべき」「撤回すべき」が合わせて76.6%。それでも河野デジタル相が、政府方針を変更する姿勢を示さなかったことに、SNSではこんな声があがっている。

 

《そもそも、河野太郎、自らへの処分を口にしていたが、やったのか? だいたい、自分で自分に処分下すってなんだよ》

 

 6月9日、河野太郎デジタル相は、参院特別委員会で、マイナンバー関連のトラブルが相次いでいる事態を受け、「まずはいま起きている事案の対応をしっかりやりたいと思っているが、当然責任は大臣たる私にある。何らかの形で私に対する処分をやらなくてはならないと思っている」と述べ、自身を処分する意向を示していた。

 

 マイナンバーをめぐっては、公金受取口座に家族名義の口座が誤って登録される事案が13万件確認されるなど、トラブルが頻発している。その責任を取るということだったのだが……発言から早2カ月、SNSでは、処分の行方を気にする声もいくつか上がっている。

 

《自公政権の言葉だけの反省も「やってる感」ですよね。河野太郎氏も「責任は私にある」と言いながら、肝心の処分はまだありません》

 

《もう少しで2ヶ月経つけど!》

 

 そこで、処分をどうするのか、事務所に聞いてみた。

 

――自身を処分する考えを示してから2カ月。処分内容は決まったのでしょうか?

 

「いま、どういった処分をするのか、デジタル庁内部で話し合われていると聞いています。大臣の処分ですから、官邸などいろんなところと調整しなくてはいけないので。処分に向けての調整はしていると聞いています」

 

――いずれ発表されるのでしょうか?

 

「もちろん。当然です。本人が自分のことを言っているわけですから。事務所としては、いつ処分するか、具体的なことはわからず、処分を検討していることは承知していますとしか言うことはできませんが」

 

 関係省庁と調整した結果、河野氏が自身に下す処分はいかに。

( SmartFLASH )

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