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「物見遊山フランス研修」の今井絵理子議員、活動報告するはずが「台風情報」ツイートに「説明が先」総ツッコミ
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.08.07 16:37 最終更新日:2023.08.07 16:45
自民党女性局長の松川るい参院議員(52)、局長代理の今井絵理子参院議員(39)が、7月下旬のフランス視察中にSNSに投稿した写真が、まるで観光旅行ではないかと批判され、大炎上した一件は次々と新事実が発覚。まだまだ騒動の余波はおさまりそうにない。
3泊5日のフランス研修が「実働6時間」で、そのほかの時間は、ほぼ食事や観光に割かれていたことや、松川議員が視察に小学4年生の次女を同行させていたことなどが判明すると、松川議員や自民党に批判が殺到。さらに、松川議員の次女が写り込んだ写真をSNSにアップした今井絵理子議員にも、「なぜそこに配慮できないのか?」などと厳しい意見が寄せられていた。
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当初、今井議員はSNSで《無駄な外遊ではありません》と反論、とても実りあるものだったとして、《また追って活動報告します!!》と説明していたが、それから1週間が経過。8月6日に更新したXでは、2日から台風6号が直撃していた地元・沖縄を案じて、「台風6号に伴う緊急給水や携帯電話等への充電実施情報のお知らせ」の画像を貼りつけ、《【拡散希望】緊急給水や携帯電話等への充電実施情報》とツイート。続いて、《避難生活が5日目にのぼる方もいらっしゃるとのこと。一人暮らしの高齢者の方や、障がいのある方にしっかりと支援が行き届いているか心配です》などと投稿した。
しかし、フランス研修に対する「また追って活動報告します!!」の約束が反故にされたままでの、この投稿には、
《沖縄の心配は分かるがパリ外遊の内容についての説明が先》
《何がパリ視察だ!! 大層な御託を並べて蓋を開けたら研修はたったの6時間でほとんど観光旅行じゃないか!!》
《あなたがやることは、フランス旅行の詳細なスケジュールを自己申告することです!!》
などと批判が殺到。さらには、
《38名もの女性議員がフランスに渡航するお金と時間があるのですから、ぜひその潤沢なお金と労力を台風後、沖縄での復興・復旧にお役立てください。皆さまが汗を流して片づけをお手伝いされている写真など、パリ出張なみにこまめにアップいただければと思います》
など、渡仏の資金を復興にまわせといった声も寄せられ、火に油を注ぐ結果となってしまった。
きちんとした説明を果たさない限り、もはや何を言っても説得力を得られなさそうな今井絵理子議員。本人に、政治家としての自覚はどこまであるのだろうか。
( SmartFLASH )