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金属バット「美女殺人犯」性転換手術の過去と銀座での評判

社会・政治 投稿日:2015.02.11 06:00FLASH編集部

金属バット「美女殺人犯」性転換手術の過去と銀座での評判

 

 2月2日、東京都中央区のマンションで同棲していた飲食店従業員・平田勇二さん(48)を殺害したとして逮捕された、元銀座のクラブホステス・菊池あずは容疑者(28)。平田さんの死因は失血死。包丁で複数回胸を刺されたあとに、金属バットで頭部を殴られていた。

 

「昨年の秋ごろから平田さんは『別れたい』と周囲に語っていたそうです。彼は性格が温厚なうえに真面目。女性からも人気がありました」(平田さんの知人)

 

 警視庁担当記者は次のように語る。

 

「菊池容疑者は事件前に金属バットを購入するなど計画性が見られます。彼女は福岡県出身で、4年ほど前に上京し、銀座のクラブを転々としていた。モデルなどもしていたようです。2人は約1年前に銀座のクラブのホステスと従業員として知り合い、その後、同棲生活が始まった」

 

 夜の街での彼女の評判はどうだったのか。2人を知る銀座の飲食店関係者はこう証言する。

 

「彼女は2年ほど前から、ボトルを入れると7、8万円はする高級店を転々としていましたね。でも、試用期間の1、2カ月で辞めさせられちゃうんです。指名も取れないし、お客さん扱いがうまいタイプでもない。身長が180センチ近くあるし、ごつい。喉仏も出ているから、“男なんじゃないか”と思われちゃう。そんななか唯一、1年ほど続いた店の幹部社員だったのが、平田さん。彼は面倒見がよかったから、情が移っちゃったのかなぁ。彼女は最後、洋菓子店に勤めていたけど、それも辞めちゃったみたい。頼れたのが平田さんだけだったのでしょう」

 

 身長179センチの菊池容疑者は、なかなかの美人だ。事件直後、ネット上には「美人だ」「可愛すぎる」などの書き込みが相次いだ。実は彼女、’10年にヘアヌード撮影している。また、「峰あずは」名で、’13年に着エロDVDに出演していたことも明かされた。だが、彼女は“元男”だった。

 

「性同一性障害のようです。現在の戸籍は女性ですが、タイで性転換手術を受けたという話がある。以前の名前は男性名です」(前出・記者)

 

 本誌は彼女の原点を探るべく、福岡市内の実家マンションを訪ねた。インタホンを鳴らすが、応答はない。同じマンションの住人は次のように話す。

 

「あのお宅は、背の高い息子さんと同じくらい背の高い娘さんの4人家族だと思っていました。ただ、お子さん2人が一緒のところを見たことはありません。息子さんはエレベーターには絶対一緒には乗りませんでした。自分でボタンを押しておきながら、同乗者が来ると家の中に引っ込んでしまう。そういうことが何度もありました。それは、美人の娘さんも同じでした」

 

 この住人によれば、息子と娘は同じころから、姿を見かけなくなったという。福岡時代の彼女が、男性と女性を使い分けていた可能性はある。心から愛した男が自分から離れていく……。哀しや、女の情念が駆り立てた犯行だった。

 

(週刊FLASH 2015年2月24日号)

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