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名大女子学生「女っぽい子だったのに」大学入学後に激変

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2015.02.04 16:00 最終更新日:2016.03.04 23:57

名大女子学生「女っぽい子だったのに」大学入学後に激変

 

《ついにやった》頭部を斧で数回殴打し、首を絞めて殺害した直後、容疑者はそうツイートした。名古屋市昭和区にあるアパートの室内で、森外茂子さん(77)の遺体が発見された事件。名古屋大学1年の女子学生(19)が逮捕され波紋を広げている。女子学生はいかにして殺人衝動を募らせたのか?

 

 彼女が小学生時代を過ごしたのは、仙台市内の中心部からほど近い高級住宅街。空き家として残る当時の家の周囲には真新しい豪邸が立ち並ぶ。この家で、父、母、妹、それに祖父、祖母とともに暮らしていたという。

 

「かわいいお嬢さんでしたから、今でも信じられないんですよ。本当にあの娘が犯人なんですか?」(古くから住む近所の住民)

 

 小学6年生になると、郊外の住宅地にある一軒家に引っ越す。同居していた祖父母とは別に暮らすことになる。

 

「奥さんも生協に勤めていて共働き。両親とも仕事で帰ってくるのが遅くて、妹さんと2人でいることが多かったわね」(実家近くの住民)

 

 また、彼女は校区にある中学校へは上がらず、以前の住居近くの学校に入学。直線距離で2キロの道のりを通った。

 

「その中学校は公立ですが、地元名門校に多数進学させていることで有名です。あの中学なら越境入学も珍しくありません」(地元の教育関係社)

 

 仙台市にある私立高校を経て、現役で名古屋大学理学部に進学した女子学生。しかし、入学直後から始めたツイッターには酒鬼薔薇聖斗、宮﨑勤、ネオ麦茶(西鉄バスジャック事件の実行犯)といった過去の凶悪犯の名前が並ぶなど、殺人への興味を募らせていた。

 

 大学では応援団に所属。大学生活を謳歌しているようにも見えたのだが、中高時代の彼女を知る近隣住民は、その写真を見て驚きを隠せない。

 

「もっと細くて女っぽい子だったから、別人みたい。いつの間にこんなに変わっちゃったの。まるで男じゃない」

 

 殺人欲求は募っていった。昨年9月13日には《日常を失わずに殺人を楽しめることが理想なんだと思う》と投稿した彼女。11月23日には《夢の中での○○(彼女の実名)は人殺しでした》とツイートし、事件直前の12月5日には《名大出身死刑囚ってまだいないんだよな》と書き込むに至る。

 

 警察の取調べに対し、「殺して達成感があった」と語る女子学生は高校時代に「同級生に毒を飲ませた」とも供述。彼女の母校では両目の視力が急激に低下した生徒がいたといい、宮城県警が捜査を続けている。憧れの凶悪犯の仲間になった少女は何を思うのかーー。

 

(週刊FLASH 2015年2月17日号)

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