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「無能で無神経で無責任」と呼ばれた野村農水相、今度は処理水を「汚染水」と発言し首相の逆鱗にふれる

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.08.31 20:42 最終更新日:2023.08.31 20:55

「無能で無神経で無責任」と呼ばれた野村農水相、今度は処理水を「汚染水」と発言し首相の逆鱗にふれる

野村哲郎農水相(写真・つのだよしお/アフロ)

 

 8月31日午後、風評被害が深刻な福島の漁業関係者への対応を協議するため、首相官邸を訪れた野村哲郎農林水産大臣が、記者団とのやり取りの中で「処理水」を「汚染水」と発言。岸田文雄首相が激怒している。

 

「ぶら下がり会見で、記者団から問われた岸田首相は『ご指摘の(野村大臣の)発言については遺憾なことであり、野村大臣に対して全面的に謝罪するとともに、撤回するよう指示を出したところであります』と述べました。首相の素早い対応にも驚きましたが、激しく強い口調に怒りの大きさがうかがえました」(政治担当記者)

 

 

 野村大臣は8月25日、閣議後記者会見で、中国が日本産水産物を全面的に輸入停止すると表明したことについて、『たいへん驚いた。まったく想定していなかった』と発言。所管大臣とは思えない他人事のような物言いで、周囲をあぜんとさせた“前科”がある。このとき、SNSでは《岸田文雄が任命した岸田内閣閣僚も、どいつもこいつもホントに無能で無神経で無責任だな…》と、野村大臣を批判する声が多く集まっていた。

 

「今回で2度めとなる失言に、岸田首相の怒りは最高潮に達しています。とはいっても、野村大臣を任命したのは岸田首相なんですが……」(前出・政治担当記者)

 

 処理水の海洋放出と、その国際社会への理解に向けて、政府をあげて対応している最中の「失言」。ネットでは《単純だけど大事な言葉を大臣が間違えるなんてありえません》《更迭で良い 謝罪のあと直ぐ更迭で願います》《絶対に間違えてはいけない言葉。 謝罪や撤回では、示しが付かない》など、驚きと怒りの書き込みが殺到していた。

 

 頭の片隅に残っていなければ、このような言い間違いは飛び出さなかったはずだ。「適材適所」が、この結果とは……。

( SmartFLASH )

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