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岸田首相ご満悦、いつのまにやら新省庁「感染症危機管理統括庁」が誕生…「どんどん無駄な省庁が増えていく」SNSに憤慨あふれる

社会・政治 投稿日:2023.09.03 16:00FLASH編集部

岸田首相ご満悦、いつのまにやら新省庁「感染症危機管理統括庁」が誕生…「どんどん無駄な省庁が増えていく」SNSに憤慨あふれる

写真・時事通信

 

 9月1日、「内閣感染症危機管理統括庁」が発足した。感染症が発生した際に司令塔機能を担う内閣官房の組織で、感染症対策を一元的に担う。

 

 岸田文雄首相は同日、自身の「X」を更新。

 

《「内閣感染症危機管理統括庁」は私の総裁選の公約であり、看板は、一字一字、想いを込めて揮毫いたしました。危機管理は最悪の事態を想定しなければなりません。これまでの新型コロナとの闘いで学んだ多くのことを活かし、感染症に打ち勝つ社会を創っていく決意です》

 

 と投稿。設立の意義を訴えた。

 

「『統括庁』は岸田首相肝いりの機関で、岸田政権では2023年4月に発足した『子ども家庭庁』に続いて、2つめの新省庁ということになります。

 

 

 新型コロナ対応をめぐっては、病床確保の遅れが指摘されるなど、政府にはいくつもの課題が突きつけられました。それに対して、スピード感をもった対応をすべく、感染症危機管理の『扇の要』としての役割が期待されています」(政治担当記者)

 

 だが、首相の意気込みとは裏腹に、ネットではこんな憤慨が寄せられている。

 

《デジタル庁、こども家庭庁と「やってます感」アピールのための組織新設が続く。過度な期待はしないのが吉》

 

《デジタル庁、こども家庭庁、内閣感染症危機管理統括庁、どんどん無駄な省庁が増えていくんだな》

 

《また無駄な省庁つくるの?自画自賛しかしなさそう》

 

 また、なかには、

 

《一年に一個ずつ庁できてない?》

 

《2001年の中央省庁再編を経てまた省庁が増殖していっている》

 

 という声まで。2001年の中央省庁再編では、1府22省庁から1府12省庁になったが、それ以降に新設された庁は次のとおり。

 

・2008年10月 観光庁
・2009年9月 消費者庁
・2012年2月 復興庁
・2012年9月 原子力規制庁
・2015年10月 スポーツ庁
・2015年10月 防衛装備庁
・2019年4月 出入国在留管理庁
・2021年9月 デジタル庁
・2023年4月 こども家庭庁
・2023年9月 内閣感染症危機管理統括庁

 

《一年に一個》までではないが、確かに増えすぎな気も……。新しく作るばかりでなく、「再再編」が必要かもしれない。

( SmartFLASH )

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