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天皇皇后両陛下、北海道ご訪問で見せた子どもへの「愛情」ご一家の「和やかお姿」増加に集まる国民の喜び
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.09.19 18:17 最終更新日:2023.09.19 18:27
9月17日、即位後初となる北海道をご訪問された天皇皇后両陛下は、厚岸町で「第42回全国豊かな海づくり大会」の式典に出席された。その際、休憩で立ち寄られた施設で、陛下は、この日が6歳の誕生日だという女の子に「おめでとう」と、愛情豊かにお声をかけられた。雅子さまも、「お祝いしますか、楽しみですね」と、ともに祝福の言葉をかけられていた。
2023年に入り、天皇皇后両陛下と愛子さま、ご一家の和やかなお姿を見る機会が増えている。5月30日、両陛下と愛子さまは、天皇皇后両陛下の即位5年と、結婚30年を記念した特別展の会場を訪問された。愛子さまは、陛下にプロポーズの言葉を「再現」するようリクエストされ、陛下は“苦笑い”されたと話題になった。このニュースを報じたサイトにも《天皇ご一家に温かい空気が流れているのがよく分かる微笑ましいエピソードですね》《プロポーズ再現を求められるなんて、愛子さま、最高~》《天皇陛下御一家のお姿を拝見するといつも穏やかな気持ちになれます》《家族の仲が良いのは、子供にとっては嬉しく安心するものですね》など、国民の喜びがうかがえるコメントが寄せられていた。
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また6月9日には、両陛下が結婚30年を迎えられるのにあたって、愛子さまと3人で皇居内の養蚕施設、紅葉山御養蚕所(もみじやまごようさんじょ)で「繭掻き(まゆかき)」をされている映像が公開された。
「作業中もお話がはずみ、笑顔が絶えなかったそうです。皇后さまは、愛子さまのお手元に繭が残っていたため、それを手に取り、愛子さまの皿に入れるなどされていたと聞いています」(皇室担当記者)
そして8月21日には、ご一家で栃木県の那須御用邸での静養に入られた。
「御用邸最寄りの那須塩原駅で、出迎えた住民らと交流されました。陛下は小学生に『夏休みの宿題は終わりましたか』と声をかけられ、皇后さまは赤ちゃんを抱いた女性に『夜とか、たいへんでしょう』と気遣われていました。愛子さまも、小学生に『宿題もいっぱいあります?』などと微笑まれ、質問されていました。涙ぐむご高齢の方もいて、とても印象的な場面でした」(同前)
こうしたご一家のお姿に、国民の多くはなぜ心を動かされるのだろうか。皇室事情に詳しい、コラムニストの辛酸なめ子氏に聞いた。
「天皇ご一家のお姿を見ると癒やされるのは、ご一家の柔和なお人柄が表情にあらわれているからでしょうか。何かと比較されがちな秋篠宮ご一家が、宮邸の改修工事にかかった多額の費用を取り沙汰されているなか、愛子さまが約2500円の『GU』のワンピースを着こなされていたお写真は、インパクトがありました。その慎ましさや、にじみ出る上品さに感動を覚えた国民は多かったと思います。
また天皇陛下のジョークもときどき報じられ、サービス精神もお持ちなのも魅力です。雅子さまも笑顔を見せられることが多くなって、仲よさそうなご一家のお姿は、まさに国民の理想なのかもしれません」
ご一家の笑顔が、国民を笑顔にしてくれる。
( SmartFLASH )