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「日テレ関係者全員出禁」飲食店店主の投稿に集まる賛同「いまどき何を偉そうに」

社会・政治 投稿日:2023.09.29 17:11FLASH編集部

「日テレ関係者全員出禁」飲食店店主の投稿に集まる賛同「いまどき何を偉そうに」

日テレタワー(写真・西村尚己/アフロ)

 

《深夜にすいません… 日テレ関係者全員出禁とさせて頂きます。理由は本日来店された方がTVに出して売ってやる、今度この辺の特集やるから飛び込み取材を断るなだの、『お前の置いてるお酒はつまらない』だの…失礼な人間しかいないと判断した為です》

 

9月27日、都内のある飲食店の店主が、X(旧Twitter)でこんな投稿をおこなったところ、「テレビ局あるあるだ」とばかりに、共感する人が殺到した。

 

 

 元放送作家だというユーザーのひとりは、店主のツイートを引用する形で、

 

《取材を条件に不遜な態度で「ああしろこうしろ」と勝手にプロデュースをはじめるテレビマンの勘違いは本当に多い。未だ「取材してやる」というスタンスに呆れる》

 

と糾弾。店主の元ポストに対しても、

 

《テレビに出してやる 人対人の関係で、この言い方がまず間違ってますね テレビなんて今や情報の中心ってわけでもないのに!》

 

《今どき自分で発信する事ができるのに、何を偉そうに》

 

など、店主を擁護する声があふれ、現時点で2980万回ものインプレッションを記録している。

 

 さらに、店主がリプライで、このテレビ関係者が「日本テレビ制作部」で領収証をもらっていたことを明かすと、

 

《そういう話をしていて、日テレで領収書を切るなんて怖いですね、相当な殿様心理ですね》

 

という意見もあがった。

 

「店主は、テレビマンがいくつくらいの人なのか、制作会社の人間か、局の人間なのかまでは明かしていませんが、こうしたテレビ制作関係者による取材対象者への傲慢な態度は、しばしば問題になります。テレビ業界は下請けの制作会社への丸投げも多く、とくに、そういった下請けの制作会社スタッフによる取材トラブルは、たびたび起こっています」(芸能ライター)

 

 また、テレビの出演者におごりが見られるケースもあるという。

 

「2018年3月には、お笑いコンビ『おぎやはぎ』の矢作兼が、テレビのロケ中にカメラの前をずけずけ横切っていくような年配男性について、ラジオ番組で『老害』『年寄りになるとああいうのが増える』などと発言して、ネットで大炎上しました。この発言には『テレビだからって公道をふさぐ権利はない』などの批判が多数、寄せられました。矢作は、ロケが通行人の迷惑になっていることは理解しているとも述べましたが、この件ひとつ取っても『こっちは天下のテレビ様でござい』的な、テレビ関係者の傲慢さがあらわれているように思います」(同前)

 

 冒頭の店主の投稿に対しては、ほかにも、取材を受けたのに使われずボツにされたり、取材で強引な要求をされて嫌な目に遭ったなどの声が多数、寄せられている。一夜空けて、店主は自身のポストへの反響の大きさに驚きを述べるとともに、あらためて、

 

《正直日テレの企業云々は興味はなく、ただそう言う方には絶対に来て欲しくないだけです。コロナ後増えた飲食店員を見下す様な方が無くなってくれれば、と思います》

 

と投稿。こちらにも多くの賛同が寄せられた。

 

 この件について、本誌は日本テレビ側に見解を取材している。回答が寄せられ次第、掲載する予定だ。

 

 ただでさえ若者のテレビ離れが言われて久しい昨今。テレビ関係者は、これらの声にもう少し真摯に耳を傾けたほうがよさそうだ。

( SmartFLASH )

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