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「エッフェル姉さん」松川るい議員がブログで謝罪&成果強調の所感掲載「これで禊は終わり」に国民納得できず

社会・政治 投稿日:2023.10.03 14:29FLASH編集部

「エッフェル姉さん」松川るい議員がブログで謝罪&成果強調の所感掲載「これで禊は終わり」に国民納得できず

エッフェル塔の前でポーズを取る松川議員(中央)ら、研修参加者(松川議員のSNSより)

 

 自民党女性局のフランス研修中、エッフェル塔前でおどけた写真を撮影、SNSに投稿して大炎上した松川るい参院議員が、党副幹事長に起用されて世間を驚かせた。

 

「これまで松川氏は、かたくななまでに炎上についての記者会見を開かず、大阪府内で開かれた身内の会合などで謝罪した程度でした。説明責任をまったく果たしていません。その松川氏の起用ですから、国民からも批判が出ました」(自民党関係者)

 

 

 9月29日にBSフジの報道番組『BSフジLIVE プライムニュース』が、都内のホテルで主催した『プライムニュースの集い』には、松川氏は顔を見せていたという。参加者からは『華やかな場所は自粛したほうがいいのに』という声があがったそうだ。

 

 その松川氏が、10月2日に自身のブログを更新。《7月末の自民党女性局の定例の海外研修については、軽率な写真投稿で、多くのご批判を頂戴いたしました。自身の軽率さを深く反省し、国民の皆様に対して改めてお詫び申し上げます。頂戴したご意見を真摯に受け止め、信頼回復に努めてまいります。本来、もっと早く皆様にお話ししたかったのですが、諸般の事情でこのタイミングになってしまいました。申し訳ありません》と謝罪している。

 

 続いて《この間、マスコミからの質問に対しては、党の研修ということで、党本部が文書で回答してきましたが、事実が上手く伝えられないままとなってしまいました。これも、私自身が直接お答えできなかったためだと思います》としている。

 

 子ども同伴だったことについては《子育て中の女性でも参加できるように、「新たな試み」として、党として、子連れ参加可能とし、全国の対象女性局にご案内したものです。夫婦共働きが当たり前となり、子どもとの時間の確保が大変なシングルマザー、シングルファーザーも増える中、子育て中の方にとって、子育てと仕事の両立がもっと柔軟にできる社会を作ることは、個々人及び子どもの幸福度を上げる上で重要なことと考えます。なお、大使館に子どもの監護の依頼はしておらず、大使館や大使館員から支援も受けていません。子どもに係る経費は自己負担です》としている。

 

 このブログを読んだ大阪府政関係者は「相変わらず国民の疑問に答えていません」と厳しく指摘する。

 

「なぜ途中帰国したのか。事前に帰国することがわかっていたなら、なぜ中途半端に参加したのか。子どもの費用は返金したといわれているが、本当なのか、その理由は何か。聞きたいことは山ほどあるはずです。ブログで一方的に発信しているだけだと、いつまでも『エッフェル姉さん』と呼ばれますよ」

 

 自民党女性局は、フランス研修の「報告書」は内部資料として活用する方針で、公表する予定はないという。この対応がさらに国民の怒りを増幅させているが、松川氏は《研修報告書については、通例どおり、女性局長として事務局と共に報告書案を作成し、9月上旬に既に党本部に提出済みです》(ブログより)としている。提出済み報告書と同じ内容なのだろうか、ブログには長文で研修の「成果」を強調した所感が書かれている。

 

「松川さんは、今回のブログで禊が終わったことにするんじゃないですか」と自民党議員秘書は冷ややかだった。納得できない国民は置き去りということか。

( SmartFLASH )

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