土曜の夜の人ごみに車が…渋谷スクランブル交差点「暴走事故」本誌記者が目撃した事故直後の「騒然現場」

事故を起こした乗用車を検証する捜査員と、それを見守る通行人（写真・久保貴弘）

　10月7日、夜7時半ごろ、東京・渋谷のスクランブル交差点近くで、乗用車が歩行者を次々とはねる事故が発生。駅に近い繁華街の中心地ということもあり、現場は一時、騒然となった。

　偶然、近くに居合わせた本誌記者とカメラマンは、現場へ急行。事故に巻き込まれたケガ人が、担架に乗せられ、運ばれていくのを目撃した。

「乗用車は、高架下から左側の片輪走行でスクランブルに入って、そのまま突っ込んだようです。ローライダーの古い米国車で、ほぼ毎週、青山通りや宮益坂、玉川通りを何週もしていた車両らしいです」（目撃者）

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　本誌記者とカメラマンが到着したのは、夜8時15分ごろ。駅から「SHIBUYA 109」方面への道は通行止めとなり、スクランブル交差点には規制線が張られていた。現場には、窓ガラスの破片が散乱しており、事故を起こした乗用車はパンクした状態で停止していた。乗用車のナンバーは、東京ではなく地方から来たものだった。

「土曜の夜の渋谷ですので、相当の人出となっていました。周囲には『アメ車で地方から来て、渋谷で見せびらかしたかったのかよ』とあきれた声も聞かれました。たしかに事故直後は、通行人が一斉にスマートフォンを取り出して撮影するなど、注目を浴びてはいましたが……」（別の目撃者）

　7人が重軽傷を負ったが、命に別状はないという。逮捕された運転手は「ハンドル操作を誤った」などと警察に説明しているというが、事故の1時間ほど前から危険運転が付近で目撃されていた、という報道も出ている。今後の捜査を待ちたい。

( SmartFLASH )