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中国・青島ビール「原料に放尿」動画で「もう飲めないよ」日本でも大騒動 輸入総代理店に見解を聞いた
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.10.23 15:41 最終更新日:2023.10.23 17:02
中国の代表的なビールで、日本にもファンが多い「青島(チンタオ)ビール」が、トラブルに見舞われている。
発端となったのは、10月19日に中国のSNSに投稿された動画。青い作業服姿の男性がコンテナに登り、そのなかに放尿する様子が映っている。撮影場所は、山東省青島市にある青島ビールの工場で、男性はビールの原料に向けて放尿しているように見える。この動画が、中国のSNSで拡散し、大騒ぎとなっているのだ。
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「青島ビールも、この動画が同社の第3工場で撮影されたことを認めており、すでに警察による捜査がおこなわれていると発表しています。また放尿された原料の麦芽は『完全に密封されている』としています。
中国国内では大きなニュースとなっており、動画の撮影者が警察に拘束されているという情報もあります。この騒動を受けて、青島ビールの株価は大幅に下落しており、『ライバル企業の仕業では』という憶測も飛び交っています」(週刊誌記者)
日本でも、SNSには
《もう青島ビール飲めないよ…》
《青島ビール結構好きだったんですけど…。 これが初めてのことだったと信じたいです…》
《ある意味、青島ビールが本当の汚染水だなんて》
《どこでもやるんだな。 でもこれは衛生観念なさすぎでアウト! 飲んだ事ないけど青島ビールは一生飲まない!!》
などの声が多数。動揺が広がっている。
日本でも中華料理店などで広く親しまれている青島ビールだが、大丈夫なのだろうか? 日本の総代理店である「株式会社 池光エンタープライズ」は、10月23日、本誌の取材に対し
「現在、メーカーへ正式な見解を求めている状況です。メーカーからの正式な見解が来ないと、代理店としてコメントが出来かねます」
と回答。同社のホームページで青島ビールは
《日本向けに出荷されている青島ビールは、世界の名水の1つとして名高いラオ山の湧き水を使用し、青島市にある第一工場で醸造される中国国内では飲めない貴重なビール》
と紹介されている。件の動画が撮影されたのは「第3工場」だ。
《中華料理にはやっぱり青島ビール》《軽い苦味が持続するから中華料理とか脂系料理とメチャ合う》と、日本でも高い人気を誇るだけに、もし事実ならば、厳格な対応を望みたい。
( SmartFLASH )