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「妬みとしか見えない」自民・世耕氏、高市早苗氏の勉強会立ち上げに「苦言」で指摘される「器の小ささ」

社会・政治 投稿日:2023.11.18 17:50FLASH編集部

「妬みとしか見えない」自民・世耕氏、高市早苗氏の勉強会立ち上げに「苦言」で指摘される「器の小ささ」

 

 11月17日、自民党世耕弘成参院幹事長は記者会見で、同党の高市早苗経済安全保障担当相が、自身を中心とする勉強会を発足させたことについて「現職閣僚がこういう形で勉強会を立ち上げるのは、私はいかがなものかと思っている」と苦言を呈した。

 

 高市氏は15日、勉強会「『日本のチカラ』研究会」の初会合を開き、宏池会(岸田派)を除く党内の各派閥から、衆参両院議員計13人が参加した。党内には、高市氏の2024年党総裁選出馬に向けた足場固めという見方もある。

 

 

 高市氏は17日の閣議後記者会見で「わたくし主催の勉強会というものにはなっていない」と説明。勉強会は、次期総裁選を見据えたものではないとの考えを示した。また、現在、入会者が45人いることも明かした。

 

「高市氏がいくら『勉強会』と強調しても、岸田文雄内閣の支持率が最低を更新するなかでの立ち上げに『党内政局』との見方が出てくるのは当然です。

 

 安倍派の塩谷立(しおのや りゅう)座長も、11月16日の派閥会合後、高市氏の勉強会について『政局につなげる意図があると、おかしな方向に行く』とけん制しています。

 

 世耕氏は9月、大分市内での講演で、2024年秋の党総裁選では、安倍派として岸田首相の再選を支持する考えを示しています。

 

 安倍派は8月末、塩谷氏を座長に新体制を発足させましたが、西村康稔経産相、萩生田光一政調会長、松野博一官房長官、高木毅国対委員長、世耕弘成参院幹事長の『5人衆』で、けん制しあっている状態。誰か1人が突出すれば、派閥が分裂しかねない。岸田首相の再選が、安倍派にとってはもっとも都合がいいのです」(政治担当記者)

 

 ただ、10月25日の参院本会議で、世耕氏が岸田首相に対し「国民が期待するリーダーとしての姿が示せていない」などと痛烈に批判。その後、「エールを送る趣旨だった」と釈明したこともあり、世耕氏が高市氏の動きに苦言を呈したことに、SNSでは批判的な声が多く上がっている。

 

《岸田政権の不甲斐なさで、高市氏や青山氏が岩盤保守層を糾合して支持を増やしておるのに、それを批判するだけでは党内政局で芽を出せぬぞ。安倍派も五すくみのまゝ衰退するかもな?!》

 

《岸田さんに対しての物言いはパフォーマンス?現状維持では、自民党保守層が離れているでは無いですか?高市さんに目立って欲しく無いのかな?》

 

《器小さいな…》

 

《妬みとしか見えない、世耕より高市さんの方が国民には人気ありますから。世耕さんこんなこと言ってると益々あなたが、嫌われますけどね》

 

 安倍派は衆参99人が所属する党内最大派閥でありながら、いまだ故・安倍晋三元首相の後継会長を決められていない。岸田政権が倒れれば、安倍派も混乱することになりかねない。

( SmartFLASH )

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