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宝塚雪組公演、開演時間後に中止「何で無理させてまで幕を」ファンたちが募らせる劇団上層部への不信感

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.12.07 17:56 最終更新日:2023.12.07 18:03

宝塚雪組公演、開演時間後に中止「何で無理させてまで幕を」ファンたちが募らせる劇団上層部への不信感

武庫川の向こうに見える「宝塚大劇場」

 

 12月7日、宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)で上演中の雪組公演が、急遽、中止となった。

 

 中止になったのは午前11時開演の公演で、時間になっても開幕せず、15分ほど経ったところで中止のアナウンスがあったという。宝塚歌劇団の公式HPでは

 

《雪組 宝塚大劇場公演『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』『FROZEN HOLIDAY』は、出演者の体調不良により、急遽、本日12月7日(木)の11時公演を中止させていただきましたが、15時30分公演につきましては予定通り実施いたします》

 

 

 と説明されている。なお、公演中止によるチケット料金の払い戻しにも応じるという。

 

 この公演では、12月5日にも午前の公演最中に「舞台上のトラブル」のため、約30分の中断が起きていた。

 

「この雪組公演は11月10日からおこなわれる予定でしたが、25歳の宙組劇団員が急死したことで11月の公演は中止になり、12月1日からようやく開幕したものです。

 

 宝塚歌劇団では、東京宝塚劇場で12月24日まで予定されていた宙組公演『PAGAD(パガド)』『Sky Fantasy!』の全日程の中止が、5日に発表されています。

 

 今回の件や、東京の宙組公演中止が、劇団員急死の事件とどのような関連があるかは不明です。ただ、劇団の内部が非常にゴタついた状態であることだけは間違いないようです」(週刊誌記者)

 

 SNSには、宝塚ファンのこんな声が。

 

《私は、しばらくは全組公演中止にしてほしい。いまの花組公演や次の公演を心待ちにしている方もおられるので、こういうこと言うと怒られそうだけど… 同僚の死や、世間の非難の的にされている組子さん達が、精神的に辛い時に無理して舞台に立って欲しくないよ…》

 

《雪組公演開演遅らせてお客さんまで入れた後に公演中止って お客さんも辛いし生徒の皆さんはもっと辛いじゃない。てか毎回思うけど何で無理させてまで幕を上げようとするの? ファンは生徒さんに無理させてまで観たいわけじゃないのよ。元気で輝いてる姿が観たいの。いい加減劇団側は学習してくれよ》

 

《雪組大劇場公演、マチネ中止。本当にギリギリのところで舞台に立っていたんだろうな…。劇団上層部はわかってほしい》

 

《体調不良の方の一刻も早い回復を祈るばかりです 阪急に対しては大変遺憾》

 

 同じ12月7日、死亡した劇団員の遺族側の弁護士が会見を開き、「パワハラについての調査方法が恣意的である」などとする意見書を、劇団に提出したと発表している。11月14日に劇団が公表した調査結果では「いじめやパワハラは確認できなかった」と結論づけられていた。

 

 もはや組織は「清く、正しく」どころではなさそうだ。

( SmartFLASH )

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