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「派閥離脱」の岸田首相、パーティ自粛指示会見に「中身のないことをダラダラと」あきれる国民 ほんこんも「何が言いたいの?」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.12.07 19:35 最終更新日:2023.12.07 20:04

「派閥離脱」の岸田首相、パーティ自粛指示会見に「中身のないことをダラダラと」あきれる国民 ほんこんも「何が言いたいの?」

12月4日、自民党役員会に出席した岸田文雄首相(中央)ら(写真・時事通信)

 

 12月7日、岸田文雄首相が、自身が会長をつとめる自民党岸田派を、首相在任中は離脱する意向を固めたことが一斉に報じられた。同派の会長は空席のままにするという。

 

 自民党出身の首相は、就任に伴って派閥を離れるのが慣例だが、岸田首相は派閥会長にとどまっており、菅義偉(よしひで)前首相は「派閥政治を引きずっている」と批判していた。

 

 

 党内派閥による政治資金パーティ収入の裏金疑惑浮上を受け、これ以上、派閥の領袖を続けることは、国民の理解を得られないと判断したとみられる。

 

 首相は6日、自民党本部で、麻生太郎副総裁、茂木敏充幹事長、萩生田光一政調会長、森山裕総務会長、小渕優子選挙対策委員長、関口昌一参院会長、世耕弘成参院幹事長の、党幹部7人と緊急会談。派閥パーティの自粛を指示していた。

 

 その後、3分間ほど語った岸田首相の会見動画がSNSで拡散し、話題となっている。その全文を掲載してみよう。

 

 首相官邸で記者から「パーティ自粛を指示したのか」と問われ、岸田首相はこう語った。

 

「おっしゃるように、ただいま党本部におきまして党の幹部と会談を持ちました。そのなかで、いまの政治とカネの問題、そして政策集団のパーティをめぐってさまざまな指摘があり、結果として国民の政治に対する信頼が揺らいでいる。このことについて、党として強い危機感を持たなければならない。そして、党全体として一致結束、これ対応しなければならない、たいへん重要な課題である、重たい課題であることを指摘したうえで、ぜひ幹部として、想いを共有して取り組んでいくことを指示した次第です。

 

 そして、まずは政策集団のパーティにつきましては党として信頼回復に向けての取り組み、これを明らかにするまでは、パーティの開催を自粛すること、さらには年末年始の派閥の行事についても自粛をすること。このことを申し合わせ、徹底していくことを確認しました。

 

 そして、今後につきましても、この状況をしっかり把握したうえで、必要となる対応について、引き続き党として考え、実行しなければならないと考えています。

 

 事態が明らかになっていく、こうした状況をしっかり把握しながら、必要な対応をおこなっていく。こういったことについても確認した次第です。

 

 そして、最後に、あらためて強い危機感を持って取り組むこと。これを重ねて指示をした、こういった会合でありました。いいですか?」

 

 お笑いタレントのほんこんは12月7日、自身のX(旧Twitter)に、岸田首相の会見動画を貼りつけたうえで、こう書きこんだ。

 

《結局何が言いたいのですか? 危機感を持つ 遅い パーティー自粛? 記載すればいいだけでは イベント自粛 関係あるのか?》

 

 SNSではほかにも、岸田首相が3分もかけて語った内容の薄さに、批判的な声が多く上がっている。

 

《抽象的な言葉の羅列。空虚。信頼回復?もうそんなレベルの話じゃない》

 

《中身の無いことをダラダラ喋る無能総理。早口の泉房穂さんなら20秒で話し終えてる内容だね。何をどうしたいのか?具体策は?未来はどう有るべきか?それらが無いのだろうね。能力も推進力も設計図も無いのだから、国民が不幸だわ》

 

《これだけ中身のないことを、ダラダラと & 延々と 言葉を繋げることができるこの技、もしかしたら一種の才能かも》

 

《何一つ断言する事なく、ぼんやりとぼかしつつ、だがしかし、やってる感をだす それに徹底したコメントですね… 中身ペラッペラ…》

 

 12月7日の夕方、岸田首相は、記者団の取材に応じ、派閥を離脱することをあらためて表明した。「自身が先頭に立って、政治の信頼回復のために努力する」と語ったが、その結果が意味不明な会見での発言だとしたら、信頼回復の道のりは遠いと言わざるをえない。

( SmartFLASH )

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