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【万博】「無責任な連中が税金じゃぶじゃぶ使ってる」吉村知事「赤字でも大阪負担せず」に非難轟轟「業者は撤退したほうがよろしいで」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.12.12 19:40 最終更新日:2023.12.12 19:40
12月11日、大阪府の吉村洋文知事は、万博の運営費について「赤字が出ても大阪府や市で負担しない」と明言した。
2025年4月に開幕する大阪・関西万博。警備費などの運営費は、当初809億円とされていたが、人件費の高騰などにより1000億円以上に膨れ上がると見込まれている。
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12月7日の国会で、万博運営費について質問を受けた西村康稔経済産業相は、「事業実施主体である日本国際博覧会協会が業務執行責任を負うのは大前提。国として補填することは考えていない」と答弁。吉村知事の発言はこれを念頭に置いたもので、「万博は国の事業で、国が(赤字分を)負担しないなか、府市が負担するわけがない」と理由を説明した。
さらに12日には、自見英子万博担当相が「政府として、赤字を補填することは考えていない」とダメ押し。一方、読売新聞が10月21日に報じたところでは、関西の財界幹部も、「これ以上はびた一文出せない」と語っているという。
この「責任の押し付け合い」に、SNSでは批判の声が渦巻いている。
《じゃあ誰が赤字補填するんですか? 国も負担しない。大阪も負担しない。こんな無責任でいい加減な連中が湯水の如く税金じゃぶじゃぶ使って万博やろうとしてるってんだから…呆れ果てますよ》
《赤字になっても国も大阪府も大阪市も補填しないって 一体誰がするん。まさかこのまま企業や自治体にチケットを押売りして万博成功っていう気じゃない。結局、自治体分は私達の税金なんですけど 新たな詐欺商法みたい》
立憲民主党の米山隆一・衆院議員は、12日、自身の「X」に
《赤字の可能性があるのに、国も、大阪府市も負担しないというだけで、実際に赤字になった場合の対処法を誰も決めません。それでは結局、納入・請負業者等が損失を被る事になり、仕事を受ける人がいなくなります。余りの無責任体制に唖然とします。これが自民・維新の実態です》
と投稿。経済界への負担押しつけに懸念を示した。SNSには同様な心配をする声が多数見られる。
《万博協会が「赤字」を出したら、もう支払う人がいません。国も払わない。大阪府も払わない。関西経済界だって払わんでしょう。これじゃあ万博の仕事を請け負った業者さんは、不良債権を抱えて連鎖倒産ですよ。もはや経済効果どころか、不経済効果ですよ》
《国も大阪府市も赤字分踏み倒すと公言した。万博に関わる業者さん、撤退したほうがよろしいで》
「万博の運営費は、おもに入場料の収入でまかなうことになっています。チケットは11月30日から販売が始まりましたが、12月6日までの1週間で売れたのは約5万4000枚。
万博協会が前売りチケットの販売目標としている1400万枚のわずか0.4%です。関西電力、JR西日本などの大企業が数十万枚単位で前売り券を購入する予定ですが、目標に届くかどうか」(週刊誌記者)
会場建設費も大きく上振れし、暗雲漂う “金食い万博” だが、結局は「税金で補填」ということになるのだろうかーー。
( SmartFLASH )