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【エッフェル姉さん】流行語大賞候補になった松川るい議員、フランス外遊に娘を同行させた “家族旅行” の汚名【下半期スクープ】
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.12.13 06:00 最終更新日:2023.12.13 06:00
年末の風物詩ともいえる「現代用語の基礎知識選 2023ユーキャン新語・流行語大賞」。12月1日、都内でおこなわれた表彰式では、年間大賞に「アレ(A.R.E.)」が選ばれた。
トップ10入りを果たせなかったものの、ネット上で目を引いたのは、ノミネートされた「エッフェル姉さん」だ。
松川るい参院議員、今井絵理子参院議員らが7月下旬、自民党女性局のフランス視察中にSNSに投稿した写真が、まるで観光旅行ではないかと批判された件――。
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当時、自民党女性局長を務めていた松川氏は、エッフェル塔前で女性局メンバーと記念撮影し、《大阪の仲間と》と題して、塔をまねたポーズ写真をアップ。「少子化対策」研修の外遊とうたいながら、まるで観光旅行ととられかねないような写真が続々とアップされたことに、SNSでは怒りの声が渦巻いた。
当時、松川氏は「研修自体は有意義だった」と述べ、エッフェル塔の前で撮った記念写真を削除したことについては、「誤解されてはいけないし、本意ではない」と、あくまで「誤解されないこと」を理由にしている。
しかし8月、本誌は、松川氏が語っていなかった研修の実態を報じている。松川議員は次女をフランスに同行させていたのだ。外務省関係者は、当時、本誌にこう語っている。
「研修に参加した今井絵理子議員のSNSにも次女は写っていて、その写真も現在は削除されています。松川議員の “公務中” は、次女をホテルに一人で残すわけにもいかないので、日本大使館に預けられていました」(外務省関係者)
さらに、このフランス研修では、まだ登場していない彼女の家族の存在がある。この外務省関係者は、松川氏の “家族旅行” の裏側をこう明かしていた。
「松川議員も外務省出身ですが、ご主人の新居雄輔さんは国際情報統括官という局長級の手前にいる幹部です。今回の研修では、日本大使館が世話をするように、指示が出ています。
30人以上の世話は大使館にとっておおごとですし、『そのうえ子供の世話までさせるのか』と不満は出たようですが、議員と幹部の家族ですから、仕方ないとなったようです」
松川氏は、研修旅行に次女が同行していた事実や、自腹と党費の負担の内訳等についての本誌に、当時こう回答している。
「今般の幼児教育や少子化対策についての意見交換などを目的とした研修については、育児中で預けることが困難な子どもがいる女性議員の参加も可能となるように、子どもの参加も認めることとしました。なお、研修の経費については、全額自己負担としています」
その後、松川氏は、10月2日に自身のブログを更新。
《7月末の自民党女性局の定例の海外研修については、軽率な写真投稿で、多くのご批判を頂戴いたしました。自身の軽率さを深く反省し、国民の皆様に対して改めてお詫び申し上げます。頂戴したご意見を真摯に受け止め、信頼回復に努めてまいります》
女性局長を辞任後、党の副幹事長に任命された「エッフェル姉さん」。2024年は、汚名返上の年となるだろうか――。
( SmartFLASH )