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「もうそういうのいいから」今年の漢字は「克」と語った岸田首相に集まる批判「克っても増税だ!」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.12.13 16:01 最終更新日:2023.12.13 16:05
12月12日、1年の世相が反映される「今年の漢字」に「税」が選ばれた。
日本漢字能力検定協会が1995年に開始し、今年が29回めとなった同イベント。「税」が選ばれるのはこれが初めてではなく、2014年以来2度め。
14万7878票のうち、5976票を集めた「税」が1位となったが、2位は「暑」、3位は「戦」で、2023年に38年ぶりの日本一に輝いた阪神タイガースを反映したと思われる「虎」は4位だった。
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今年の漢字に「税」が選ばれたことが報じられると、「X」では岸田首相を揶揄する「増税メガネ」がトレンド入り。さらに、自民党が政治資金パーティー開催による裏金問題を追及されている渦中とあって、Xには「#パーティーメガネ」のタグも増えている。
今年の漢字を揮毫(きごう)した、京都市・清水寺の森清範貫主は「今年の漢字の『税』を見せていただいて、非常に厳しい日本の情勢を感じている。国民がシビアに税の行方を見ておられ、税の意識が非常に強い、ということを感じました」と感想を述べた。
同日、岸田首相は、自身の今年の漢字として物価高に打ち克(か)つ、デフレを克服する意味で「克」だと語った。そのうえで、「いま何よりも大事なのは物価高に打ち克つ賃上げだと申し上げている。ぜひ賃上げと税を組み合わせて、物価高に負けない可処分所得を確保する取り組みを進めようとしている」と説明した。
また、記者団の囲み取材で、今年の漢字に「税」が選ばれたことについて問われると、「国民のみなさんが税に高い関心を寄せられていることをあらためて感じる。税をめぐるさまざまな課題に緊張感を持って取り組んでいかねばならない」と語った。
しかし、岸田首相の発言に、ネット上では、
《これが鈍感力ですかね》
《日本国民の神経を逆撫ですることにここまで全力な奴を俺は知らない》
《もうそういうのいいから 岸田もう喋るな》
《まだまだ増税だ!克っても増税だ!》
など、大ブーイングが沸き起こっている。「増税メガネ」に続き、国民から「パーティーメガネ」とまで揶揄され出した自身の評価は、岸田首相の耳に届くだろうか?
( SmartFLASH )