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【リニア】もはや支離滅裂…川勝知事、ご自慢の解決策は「山梨―神奈川の部分開業」で「詭弁というより幼稚」あふれる呆れ声
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.12.14 15:22 最終更新日:2023.12.14 15:24
12月12日に開かれた静岡県議会で、川勝平太県知事が口にしたリニア問題の「解決策」への質問があった。
川勝知事は10月10日の記者会見で、リニア中央新幹線の静岡工区について「大きなビッグイフですけど、私がJRの意思決定者であれば、現在の川勝と膝を突き合わせて話し、その場で解決策を出せる自信はある」と述べている。
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その「解決策」の具体的な内容は何かを、自民改革会議の中田次城議員が質問したところ、川勝知事は「意思決定者は私ではありません」などと、明言を避けた。
これに対し、議長が「質問に答えていない」として、改めて発言を求めると、川勝知事は
「出来るところから、つまり開通できる状況になった部分から開通させることが営業実績となり、解決策となると考えている」
「できるところからやるということから、実験線の延伸・完成が1つの例示となる」
と返答。つまり、川勝知事が言う「解決策」とは、リニアの “部分開業” だと述べたのだ。
「この “部分開業” は、川勝知事が以前から口にしているものです。2022年には、山梨―神奈川間の部分開業を提案しましたが、その際は変電所の設置に時間がかかるなどの理由で、棚上げに。しかし、その後、JR東海の社長が交代したことから、再び “部分開業” を持ち出してきたのです。
しかし、山梨まで部分開業したところで、肝心の静岡工区の工事がストップしている問題とはまったく関係のない話で、何の解決策にもなりません。
また、山梨―神奈川間でリニアを走らせたところで、採算がとれるはずもなく、非現実的でまったく無意味な提案なのです。これが『解決策』とは、聞いて呆れます」(週刊誌記者)
翌13日の県知事定例記者会見でも、質疑のほとんどはリニア関連だった。特に、部分開業については記者から何度も質問が出たが、川勝知事は
「部分開業というのは、名古屋までまず開業するのが部分開業ではないか」
「第一段階として名古屋までが部分開業ととらえている。それから、品川―甲府を結ぶことも部分開業である。また中津川―名古屋も部分開業である」
「静岡工区の解決策については、今、有識者会議・JR東海・県でやっている。これが解決策。それ以外の方法がありますか」
「みなさん、静岡にだけ関心があるから言うのだと思う。私は東京から大阪までのリニア中央新幹線全体に関心がある」
など、質問とまったくかみ合わない返答に終始。
「質問にまともに応えず、記者から『質問と内容が食い違っている』と指摘を受けても、まったく意に介す様子を見せない知事に、記者たちはみな呆れかえっています」(同前)
SNSには、
《部分開業は静岡県に全く関係無い話なのに何が解決策なのか解らない。何の問題を解決するのに繋がるんだ?部分開業したら水とか盛り土とか環境の問題って無くなるのか??》
《詭弁というより、幼稚になってきた川勝知事の答弁》
などの声も。もはや支離滅裂――。
( SmartFLASH )