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「自覚も反省もない」岸田首相 不信任案採決中に「ニヤリ」…緊張感なき態度に批判殺到
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.12.14 15:43 最終更新日:2023.12.14 15:52
12月13日、立憲民主党が自民党安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティーを巡る裏金問題などで「国民の内閣への信頼が完全に失墜した」として内閣不信任案を提出した。
「不信任案は同日の午後、衆院本会議で採決されました。立民、日本維新の会、共産党、国民民主党の主要4党が賛成しましたが、与党などの反対多数で否決され、臨時国会は閉会しました」(政治担当記者)
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この採決が行われているなか、岸田文雄首相と麻生太郎副総裁が笑みを浮かべていたことに批判の声があがっている。
「投票が終わった岸田首相は、通常であれば閣僚が座る“ひな壇”に着席するのですが、なぜか議場の自席に戻ってしまいました。段取り違いに気がつき、苦笑しながら慌ててひな壇に戻ったのですが、何か考え事をしていたのでしょうか(苦笑)。
その後、ひな壇に座った岸田首相の前を自民党議員が通り投票箱に向かうわけですが、そのとき自民党議員らと目があった岸田首相はニコッと笑みを浮かべたり、左手を軽く上げて挨拶をしたりしていました。まるで『ヨッ』という軽いノリです。さらにニコニコ顔の麻生副総裁が続いて通過して行ったのですが、あまりにも緊張感がない態度に批判が出ています」(永田町関係者)
12日には松野博一官房長官の不信任決議案が衆院本会議で採決されたが、そのときも議長から「否決」を告げられた松野長官が議場に向かってニヤリと笑ったことで世論が反発したばかりである。
SNSでも岸田首相と麻生副総裁に対して呆れ声が多く寄せられた。
《自覚も反省も無いワケだ そういうところも不信任》
《あー、もう、イラッとする》
《緊張感ないって…》
その後、官邸で記者会見した岸田首相は裏金問題について「国民から疑念を持たれるような事態を招いていることは極めて遺憾だ」と述べ「総理総裁として政治の信頼回復へ、自民党の体制を一新すべく、私が先頭に立って闘っていく」とカメラをじっと見ながら訴えた。
「これがいかにも芝居がかっていましたね。口さがない人たちは『言葉力がないから目力に頼ったのか』と言っていましたが、それにしては弱々しい目力でした。SNSにも『ちょっとクサいけれど、意外と演技はうまいと知った。サスペンス・ドラマの首相役ならば立派に務まる』と皮肉めいた書き込みがありました」(週刊誌記者)
会見では「火の玉となって、自民党の先頭に立ち、取り組んでいく」とも訴えた岸田首相。永田町では「火の玉になる前に火だるまになっている」と揶揄されている。
( SmartFLASH )