2023年「イメージが悪くなった女性議員」蓮舫、橋本聖子を抑えた意外なトップ3は？【女性500人に聞いた】

 

　岸田文雄内閣の支持率が最低を更新するなど、日本の政界が大きく揺れた2023年。そのなかには、自民党女性局の議員が、フランス研修中にエッフェル塔の前でポーズをとって写真を撮り、批判を浴びるなど、女性議員に関する話題も多かった。

 

　そこで本誌は、女性国会議員に関するアンケート調査を実施。「2023年にもっともイメージが悪くなった」のは誰かを、全国の20代以上の女性500人に聞いた。対象としたのは、2023年に話題となった14人だ。

 

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　では「イメージが悪くなった」トップ5から見ていこう（一部敬称略）。

 

【第5位】42票　蓮舫（立憲・参）

 

　5月、「次期衆院選で150議席獲得できなければ辞任」と表明した立憲民主党・泉健太代表に対し、旧Twitter《発信力や発言力、リーダー力は残念ながら十分ではない》などと噛みつき、応酬になったことが話題に。「イメージ悪化」の理由は？
「以前から人を攻撃してばかりだが、ついには身内にも。ギャンギャン言うばかりだが、自分のことはどうなのか。二重国籍についてもうやむやのまま」（60代・無職・熊本県）
「今年ほど自民党を追及すべき年はなかったと思うが、存在感がなかった。期待していたのに残念」（50代・医療系・神奈川県）

 

【第4位】46票　橋本聖子（自民・参）

 

　自民党の派閥パーティー裏金事件では、1000万円超を受領したとの報道も。
「やはり安倍派のキックバックの印象は悪いです。しかも1000万円以上とは」（40代・パート・大阪府）
「五輪選手のときは応援していました。政治家になるといろいろあるんでしょうが、まさかの裏金。残念です」（50代・パート・長野県）

 

【第3位】48票　塩村あやか（立憲・参）

 

　若い女性がホストにハマり、風俗に追い込まれる問題を国会で取り上げ、注目を集めた。SNSのデマについて《最早、アンチのプロレス芸》とツイートし、新日本プロレスから訂正・撤回を求められる一幕も。
「ホスト問題は確かにあるが、ほかにもやるべきことは多いはず。目立つときだけしゃしゃる感じが嫌い」（30代・アルバイト・千葉県）
「元タレントか何かで女を売りにしているのが見え見え。この人がホストの問題を言えるとは思えない」（20代・アルバイト・群馬県）

 

【第2位】67票　杉田水脈（みお）（自民・衆）

 

　アイヌに関する発言が「民族差別を助長する」として批判が集中している。
「以前からLGBTなどに関して問題発言が多く、いまだに議員辞職していないことが不思議」（40代・会社員・熊本県）
「アイヌ民族へのヘイト的な発言の数々は許せません」（70代・主婦・北海道）
「歴史認識がひどすぎる。アイヌの方に『コスプレおばさん』とは…。そもそも議員としての資質に問題がある」（50代・無職・京都府）

 

【第1位】116票　今井絵理子（自民・参）

 

　7月、自民党女性局のフランス研修に参加し大炎上。批判に対し《海外研修に対して、「公金を使って無駄だ」という指摘もありますが、無駄な外遊ではありません》と反論、《また追って活動報告します！！》（ともに7月30日のXより）と投稿するも、いまだに「活動報告」はない……。
「研修とはいうものの、あの浮かれっぷりを見ると観光にしか思えない。それに対する説明責任を果たしていない」（70代・会社員・滋賀県）
「以前から不倫など、議員として問題があるとは思っていましたが、あのフランスの件で決定的になりました。すぐにでも辞めてほしい」（50代・会社員・埼玉県）
「いまだにアイドル気分が抜けない人。不倫して、公費で遊び歩いて。本当に不愉快です」（30代・パート・静岡県）

 

「エッフェル姉さん」と批判された松川るい議員の、4倍近い票を集めてしまった今井議員。その理由には「不倫」というワードが多数、みられた。知名度に加え、いまだに残る不倫のマイナスイメージは大きかったようだ。

 

　6位以下は、次のとおり。
【第6位】37票　稲田朋美（自民・衆）
【第7位】31票　松川るい（自民・参）
【第8位】26票　高市早苗（自民・衆）
【第9位】23票　辻元清美（立憲・参）
【第10位】22票　小渕優子（自民・衆）
【第11位】14票　福島みずほ（社民・参）
【第12位】10票　嘉田由紀子（教育・参）
【第13位】9票　加藤鮎子（自民・衆）
【第13位】9票　自見はなこ（自民・参）

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