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「原発で火災」鳩山由紀夫氏の誤情報拡散に長男が「父には撤回を求めました」で大反響…「ここまでくると介護」

社会・政治 投稿日:2024.01.04 20:00FLASH編集部

「原発で火災」鳩山由紀夫氏の誤情報拡散に長男が「父には撤回を求めました」で大反響…「ここまでくると介護」

 

 鳩山由紀夫・元首相の長男、鳩山紀一郎氏が1月4日午後、自身のXに

 

《こちらのポストにつきまして、父には撤回を求めました》

 

 と投稿した。「こちらのポスト」とは、由紀夫氏が1月2日に投稿したもの。

 

 

《気になるのは志賀原発で、爆発音がして変圧器の配管が破損して3500ℓの油が漏れて火災が起きた。それでも大きな異常なしと言えるのか。被害を過小に言うのは原発を再稼働させたいからだろう》

 

 1月1日に能登半島で起きた地震により、石川県志賀町にある志賀原発で火災が起きたとしている、由紀夫氏のこの投稿にはファクトチェック機能の「コミュニティノート」が付いており

 

《志賀原発で火災が起きていたというのは誤報です。リンク先の文中にあるように、
「油漏れと変圧器の一部破損によるものを作業員が火災の発生と誤認し、国や関係自治体などに報告したことによるもの」です》

 

 と、火災の発生を否定。さらに

 

《大規模災害直後には様々な誤報が出やすくなります。第一報だけでなく、継続的な事実確認が必要です》

 

 と注意を促している。

 

「地震が起きた1月1日、林芳正官房長官は記者会見で、変圧器に火災が発生し、消火済みであると説明しています。しかしその日の夜のうちに、北陸電力が『火災は発生していない』と説明しており、日付が変わる前に『朝日新聞デジタル』がこのことを報じています。

 

 鳩山元首相の投稿は、2日の午後9時過ぎのもので、すでに火災が発生していなかったことは複数のメディアが報じており、あまりに軽率な投稿といえるでしょう」(週刊誌記者)

 

 由紀夫氏の投稿直後にコミュニティノートが付けられたものの、それに対する本人からの反応はない。そこに登場したのが、長男の紀一郎氏というわけだ。

 

「紀一郎氏は1976年生まれの47歳。東京大学工学部都市工学科を卒業し、東京大学の講師や、長岡技術科学大学特任准教授などを経て、2020年に政治団体を創設し、政治の道へ転身。2023年12月には、国民民主党の次期衆院選における東京2区の候補に内定しました。

 

 本人曰く、父や叔父の邦夫氏から後援会組織などは一切引き継いでおらず、世襲にはあたらないとのことです。また、立候補にあたり、由紀夫氏に事前に相談はしなかったそうです」(同前)

 

 紀一郎氏の《撤回を求めました》ツイートは注目を集めており、

 

《ここまでくると介護ですね》

 

《息子さんがしっかりしていて良かった…》

 

《父親の尻拭いは大変でしょうがこれからも頑張ってください。暴走を止められるのは家族しかいないと思うので》

 

 など、多数のリプライがついている。「政治家および交通学者として『タクシー革命』を掲げる」という紀一郎氏。父親とは一味も二味も違う人物のようだ。

( SmartFLASH )

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